新幹線Q&Aタイトル

Q1.

青函トンネルを在来線が走っていますが、北海道新幹線は将来どこを走るのでしょうか?

青函トンネルは既に新幹線規格で整備されており、その前後を含めて約82㎞が新幹線と在来線で共用されます。
従って、この区間は、標準軌(レール幅1435mm:新幹線)と狭軌(同1067mm:在来線)が併設(三線軌道)され、新幹線はこのうち外側のレールを使用します。

3線式軌道


Q2.

北海道新幹線はトンネルが多いそうですが?

青函トンネルも含めると新青森・札幌間の約71%がトンネルとなります。
なお、トンネル延長のトップ3は次のとおりです。

1位 青函トンネル 53.9キロ(奥津軽・木古内間)
2位 桧山トンネル 20.0キロ(新函館・新八雲間)
3位 手稲トンネル 18.0キロ(新小樽・札幌間)
注:桧山トンネル・手稲トンネルはいずれも仮称  
資料:北海道新幹線(新青森・札幌間)環境影響評価準備書

Q3.

北海道新幹線を造るにはどのくらいのお金がかかるのですか?

新函館(仮称)・札幌間で約1兆800億円、新青森・新函館(仮称)間で約4,700億円とされています(平成15年度価格の概算額 国土交通省試算)。
なお、全体の約25%を占める、青函トンネルとその前後約82㎞は、既に新幹線規格で完成しています。

(参考) 東京湾アクアライン 約1.4兆円
北海道新幹線 約1.55兆円
関西空港(2期工事) 約1.6兆円

Q4.

北海道新幹線を造るのに必要な約1兆5,500億円のうち、北海道はどれくらい支払うのですか?

北海道新幹線(新青森・札幌間)の工事費約1兆5,500億円のすべてを北海道が負担する訳ではありません。
全体の3分の2を国が負担し、残りの3分の1を地方が負担することになっています。
また、地方負担額の90%は地方債を発行することが認められており、さらに、その半分(条件によっては最大70%まで拡大)が交付税として国から措置されます。(下図参照)
地方の実質負担額は、全体工事費のおおよそ18%になります。

財源スキーム


Q5.

北海道新幹線が完成したら、誰が保有するのですか?

北海道新幹線が完成すると、建設主体である鉄道・運輸機構が施設を保有します。
鉄道・運輸機構は、その施設をJR北海道へ貸し付けます。
JR北海道は、北海道新幹線を運行するとともに、新幹線開業による受益の範囲内で貸付料を支払うことになります。

整備新幹線のしくみ


Q6.

新幹線が開業すると、現在、走っている鉄道(在来線)はどうなるのですか?

新幹線の開業時には、並行在来線がJRから経営分離されることになります。
北海道新幹線の場合、新函館まで開業すると、江差線(木古内・五稜郭間)が並行在来線となり、JR北海道から経営分離されます。
北海道では、地元自治体とともに、地域住民の足を最大限確保することに力点をおき、並行在来線の方向性について検討を進めています。


Q7.

北海道新幹線は、道東や道北など新幹線が通らない地域にも効果があるのですか?

北海道は、すばらしい自然をはじめとする観光資源や食材の宝庫であり、魅力に満ち溢れています。
しかし、主な移動手段が自動車である道内では、旅行者の移動範囲が制限されてしまいます。
北海道新幹線は、道内移動の概念を大きく変える乗り物です。
移動範囲が広がることで、多くの旅行客が地域の魅力を発見し、また新たな魅力を求めることにより、その効果が全道へと波及していくものと期待されています。