スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 総合政策部 > 交通政策局新幹線推進室 >  北海道新幹線に関するQ&A


最終更新日:2016年7月21日(木)

北海道新幹線に関するQ&A

北海道新幹線のページに戻る

 

 Q1.北海道新幹線はいつ開業するのですか?

 北海道新幹線は、「全国新幹線鉄道整備法」に基づく、昭和48年(1973年)の整備計画によって、新青森・札幌間の整備が行われています。

 このうち、新青森・新函館北斗間は、平成17年(2005年)に工事実施計画が認可・着工され、平成28年3月26日の開業が決定されています。
 新函館北斗・札幌間は、平成24年(2012年)に認可・着工され、新函館北斗開業の概ね20年後(2035年)までの開業が予定されていましたが、「政府・与党申し合わせ」において、5年前倒しし、平成42年度末(2030年度末)の開業を目指すことが決定しました。

北海道新幹線路線図

 

(関係リンク)

 

 Q2.北海道新幹線の駅はどこにできるのですか?

 北海道新幹線は新青森駅から、奥津軽いまべつ駅、木古内駅、新函館北斗駅、新八雲駅(仮称)、長万部駅、倶知安駅、新小樽駅(仮称)、札幌駅の設置が予定されています。

 北海道新幹線 新青森・新函館北斗間の駅名は、平成26年6月に営業主体であるJR北海道から発表されました。


(関係リンク)

 

 Q3.北海道新幹線は、誰が建設し、誰が保有するのですか?

 北海道新幹線は、「整備新幹線」として整備が進められています。

 整備新幹線は、鉄道・運輸機構(独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構)が新幹線施設を建設・保有し、営業主体であるJRに対して施設を貸し付けることとなります。

 なお、貸付を受けるJR北海道は受益の範囲内で鉄道・運輸機構に貸付料を支払います。


(関係リンク)
 整備新幹線の建設-鉄道・運輸機構(外部ページ)

 

 Q4.北海道新幹線の建設費は誰が払うのですか?

 北海道新幹線は、「整備新幹線」として整備が進められています。

 整備新幹線の建設費には、営業主体であるJRから鉄道・運輸機構に支払われる貸付料が充当され、残りが国と地方の負担分になります。
 国と地方の負担分のうち、3分の2を国が負担し、残りの3分の1を地方が負担することになっています。
 また、地方負担額の90%は地方債の発行が認められており、地方債の半分(条件によっては最大70%)が地方交付税として国から措置されます。
 そのため、地方の実質的な負担額は、全体工事費のおおよそ18%程度になります。

 なお、新青森・新函館北斗間のうち、青森県内の区間(新青森駅から69km地点まで)は青森県が負担することとなっています。

 

 Q5.北海道新幹線の建設には、どのくらいの費用がかかるのですか? そのうち、北海道はどのくらい負担するのですか?

 北海道新幹線の工事費は、国土交通省の試算によると、新青森・新函館北斗間で約5,783億円、新函館北斗・札幌間で約1兆6,700億円、合計で約2兆2,483億円とされています。

 このうち、国や地方の負担割合はQ4のように定められており、新函館北斗・札幌間の建設にかかる北海道全体の実質的な負担額は3,000億円程度と見込まれています。

 

 Q6.北海道新幹線は、どのような車両が走行するのですか?

 北海道新幹線を走行する車両は、営業・運行主体であるJR北海道が決定します。

 なお、JR北海道からは、平成26年(2014年)4月16日に、北海道新幹線用車両「H5系」が発表されました。車両の詳細については、JR北海道のプレスリリースをご覧ください。

北海道新幹線H5系
北海道新幹線用車両「H5系」 (提供:JR北海道)

 また、北海道新幹線の列車名は、次のように発表されました。

 ○東京・仙台~新函館北斗を直通運転する列車・・・「はやぶさ」
 ○盛岡・新青森~新函館北斗間を運転する列車・・・「はやて」


(関係リンク)

 

 Q7.新幹線が開業すると、並行する在来線はJRから経営分離されるそうですが、北海道ではどうなるのですか?

 整備新幹線が開業した後、新幹線に加えて並行する在来線を経営することはJRにとって過重な負担となる場合があるため、政府・与党で決めている整備新幹線の整備スキーム(政府・与党申合せ)では、新たに新幹線を着工する区間の並行在来線については、その新幹線の開業時にJRの経営から分離されることになっています。

 北海道新幹線の場合、新青森・新函館北斗間が開業すると、JR江差線の五稜郭・木古内間が、さらに新函館北斗・札幌間が開業すると、JR函館線の函館・小樽間が並行在来線となり、JR北海道から経営分離される予定となっています。

 北海道では、地元自治体とともに、地域住民の足を最大限確保することに力点をおき、沿線の地域交通の確保方策について検討を進めています。

 なお、五稜郭・木古内間については、北海道新幹線開業時に第三セクター鉄道である「道南いさりび鉄道」の運行が開始されることが決まっています。


(関係リンク)

 

 なお、JR江差線 木古内・江差間は北海道新幹線の「並行在来線」には当たりませんが、平成26年(2014年)5月12日付けで廃止(11日をもって運行を終了)されました。 

 

 Q8.在来線の特急列車と新幹線は何が違うのですか?

 新幹線鉄道とは、「その主たる区間を列車が時速200km以上の高速度で走行できる幹線鉄道」とされており、在来線の特急列車よりも高速で走行します。なお、整備新幹線については、最高速度を時速260kmとして設計されています。

 その他にも、様々な特徴がありますので、いくつかご紹介します。

  • レールの幅が在来線では1,067mm(狭軌)であるのに対し、新幹線では1,435mm(標準軌)とレールの幅が広く、安定して高速で走行できます。
  • 1編成あたりの輸送力が大きく、例えば札幌・函館間を走行する「特急スーパー北斗」は7両編成で345席に対し、北海道新幹線用車両「H5系」は、10両編成で731席と在来線の2倍以上の輸送力があります。
  • 踏み切りが設置されないため、自動車などとの事故の心配がなく、走行できます。

 

 Q9.北海道新幹線は、本州と北海道の間はどこを通るのですか?

 北海道と本州の間には、昭和63年(1988年)に青函トンネルが開通しており、現在は、在来線の特急列車や貨物列車が走行しています。

 北海道新幹線開業後は、この青函トンネルを新幹線と在来線が共用して走行します。

 青函トンネルの構造物は、当初から新幹線規格で作られており、トンネル自体は新幹線が通ることができるのですが、Q8のとおり、新幹線と在来線は線路の幅が違うため、線路を3本にして、共用して走行できるようにします。

青函共用走行区間3線式図

 なお、青函トンネルの長さは約54kmですが、その前後の区間を含めた約82kmが新幹線と在来線の共用走行区間になります。

 

 Q10.北海道新幹線は、どのくらいの速度で走るのですか?

 新幹線鉄道とは、「その主たる区間を列車が時速200km以上の高速度で走行できる幹線鉄道」とされており、北海道新幹線については、設計上の最高速度を時速260kmとして建設されています。

 ただし、新幹線と在来線が共用して走行する青函トンネルとその前後の区間(青函共用走行区間)については、大規模な地震発生時等における安全性の観点から、現在の特急と同等の時速140kmで走行することとされています。

 なお、国土交通省に設置された「交通政策審議会陸上交通分科会 鉄道部会整備新幹線小委員会 青函共用走行区間技術検討WG」において、「H30年春に、安全性の確保に必要な技術の検証が円滑に進むことを前提として、1日1往復の高速走行の実現を目指す」という当面の方針が示されました。


(関係リンク)

 なお、東北新幹線においては、E5系「はやぶさ」において、盛岡・宇都宮間で最高320km/hによる走行が実現しており、北海道新幹線用車両「H5系」についても、最高時速320km/hで走行することが可能です。

 

 Q11.北海道新幹線ができると、どのような効果があるのですか?

 平成27年度末(2016年3月)までに予定されている北海道新幹線新青森・新函館北斗間の開業によって、新函館北斗から東京までの所要時間がこれまでより1時間余り短縮され、約4時間で結ばれるほか、仙台まで約2時間半、新青森まで約1時間となることが見込まれています。

 これによって、特に歴史的なつながりの深い青森県をはじめとした東北地域や、北関東地域、首都圏など、道内外における観光やビジネスなど様々な分野で連携・交流が拡大するものと期待されます。

 新幹線がもたらす大きな効果を全道に広く波及・拡大させ、多くの道民の皆様に実感してもらうことが重要であり、地域の個性や資源を活かした広域観光の推進や地域経済の活性化、道内の交通アクセスの充実などをオール北海道で進めていくことが必要です。

 道では、北海道新幹線開業に向けて、取り組みの考え方や方向を示す「カウントダウン・プログラム」を策定し、民間団体や民間企業などと連携・協働しながら、様々な取り組みを進めています。


(関係リンク)

 

北海道新幹線のページに戻る