最終更新日:2020年7月14日(火)
「新北海道スタイル」の取組を、関連するゴールとともにご紹介します。
「地球規模で人やモノ、資本が移動するグローバル経済の下では、一国の経済危機が瞬時に他国に連鎖するのと同様、気候変動、自然災害、感染症といった地球規模の課題もグローバルに連鎖して発生し、経済成長や、貧困・格差・保健等の社会問題にも波及して深刻な影響を及ぼす時代になってきている。」
これは昨年12月に国のSDGs推進本部が改定したSDGs実施指針の序文です。
まさにこのような状況にある現在、オール北海道でご協力いただいている取組が「新北海道スタイル」の実践。
※新北海道スタイルの詳細はこちら
道民と事業者が連携し【ゴール17】、北海道全体で感染リスクを低減【ゴール3】、そして事業継続やビジネスチャンス拡大につなげていく【ゴール8】。
スタイルの改革(reform)ではなく変革(transform)を目指す手法もSDGsの理念に通じるものであり、「新北海道スタイル」の実践は持続可能な社会の実現を目指すSDGsの推進につながる取組です。
「新北海道スタイル」の主な取組を、関連するゴールとともにご紹介します。
(1)一人ひとりの基本的感染対策
新しい生活様式 | 関連するゴール | |
・人との間隔は 、できるだけ2m(最低1m)空ける。 ・会話をする際は 、可能な限り真正面を避ける。 |
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・外出時や屋内でも会話をするとき 、人との間隔が十分とれない場合は、症状がなくてもマスクを着用する。ただし、夏場は 、熱中症に十分注意する。 | |
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・家に帰ったらまず手や顔を洗う。 ・手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。 |
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・感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。 ・地域の感染状況に注意する。 |
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(2)日常生活を営む上での基本的生活様式
新しい生活様式 | 関連するゴール | |
・咳エチケットの徹底。 | |
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・こまめに換気。(エアコン併用で室温を28 ℃以下に) | |
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・「3密」の回避。(密集、密接、密閉) | |
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・毎朝の体温測定、健康チェック | |
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・発熱又は風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養。 |
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(3)日常生活の各場面別の生活様式
新しい生活様式 | 関連するゴール | |
・1人または少人数ですいた時間に。 | |
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・レジに並ぶときは、前後にスペース。 ・サンプルなど展示品への接触は控えめに。 |
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・通販も利用。 | |
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・持ち帰りや出前、デリバリーも。 | |
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・公園はすいた時間、場所を選ぶ。 ・ジョギングは少人数で。 ・すれ違うときは距離をとるマナー。 |
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(4)働き方の新しいスタイル
新しい生活様式 | 関連するゴール | |
・時差通勤でゆったりと。 | |
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・テレワークやローテーション勤務。 | |
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・会議はオンライン。 | |
7つのポイント | 関連するゴール | |
・スタッフのマスク着用や小まめな手洗いに取り組みましょう。 | |
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・スタッフの健康管理を徹底しましょう。 | |
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・施設内の定期的な換気を行いましょう。 | |
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・設備、器具などの定期的な消毒・洗浄を行いましょう。 | |
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・人と人との接触機会を減らすことに取り組みましょう。 〇一定の距離(2m程度)の確保 〇間仕切りなどの活用や人数制限、空席の確保 |
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・お客様にも咳エチケットや手洗いを呼びかけましょう。 | |
・お店の取組をお客様に積極的にお知らせしましょう。 |
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【ゴール3】
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
【ゴール8】
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する。
【ゴール9】
強靱なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
【ゴール11】
包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
【ゴール12】
持続可能な生産消費形態を確保する。
【ゴール17】
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
例えばソーシャルディスタンスの確保、手洗いうがいの徹底、オンラインを活用した生活スタイルの確立など、できることから自分たちの行動に落とせることもSDGsの特徴です。
北海道は、世界に誇れる北海道の魅力を磨き、育て、様々な強みを活かし、SDGsの推進に積極的に取り組むことによって、「世界の中の北海道」としての存在感を高めながら、誰一人取り残さない、将来にわたって安心して心豊かに住み続けることができる地域社会の形成に取り組んでいきます。
「新北海道スタイル」の実践を通じ、オール北海道で持続可能な社会を実現しましょう!