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ホーム > 総合政策部 > 地域創生局地域戦略課 >  北海道創生ジャーナル「創る」第4号-特集事例紹介「士別市」


最終更新日:2017年12月14日(木)

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特集 スポーツで輝く地域づくり

事例紹介:士別市

「合宿の聖地・士別」をめざして

士別市では、これまで積み重ねてきた合宿誘致の歴史と、「ひとのつながり」を活かし、更なる合宿誘致活動を展開し、「合宿の里」から「合宿の聖地」へのステップアップをめざしています。      

朝の練習風景と世界への挑戦

 早朝6時、士別市内のロードでは、日焼けした褐色の肌と脂肪の無い鍛えられた脚を持つ長距離・マラソンランナーたちが美しいフォームでそれぞれのスピードのもと、トレーニングを始めます。

 40年間続く夏の士別市の普通の風景です。彼らは世界の陸上界で活躍するメダリストや実業団のトップランナー、そして箱根駅伝のスター選手たちです。すれ違いざまに「頑張って!」と声をかけると「ありがとうございます!」と気さくに声が返ってきます。陸上競技場では、長距離選手はもとより、短距離種目のメダリストやフィールド競技の選手が基礎トレーニングを繰り返し、朝日三望台シャンツェでは国内トップクラスのジャンプ選手が、その年のシーズン最初の練習と試合を始めます。さらに総合体育館では、日本代表のウエイトリフターが体重の3倍ものバーベルを次々と挙上し、日本代表の男女トライアスロン選手が道北の交通量の少ないバイク練習コースで調整して、世界に挑戦しています。士別市は「鍛え、磨き、高めて 士別から世界へ」をスローガンに国内トップ選手が集う「スポーツ合宿の里士別」を築き上げてきました。

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スポーツ合宿地のトップランナーとして

 陸上長距離・マラソン、スキージャンプ、ウエイトリフティング、トライアスロンなど国内トップ選手の合宿をはじめ、道内のバレーボールなどの合宿や各種スポーツ大会を含めると年間2万人以上のスポーツ関係者が来市しています。   

 さらに、平成27年10月に策定した「士別市まち・ひと・しごと創生総合戦略」では「合宿」を重点プロジェクトとして掲げ、「合宿の里」から「合宿の聖地」をめざしています。合宿による交流活動は、地域経済の振興に大きな役割を果たしています。

ホストタウン・新たな挑戦

 平成28年1月、国が進める東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして士別市が登録され、台湾のウエイトリフティング競技を中心とした交流をはじめました。

 本年5月には、台湾ウエイトリフティング協会との協定締結を皮切りに、8月には「台湾師範大学ウエイトリフティング部」を受け入れ、1市3町で設立された「士別地域日台親善協会」の協力のもと幌加内町の「蕎麦打ち」、和寒町の「玉入れ」、剣淵町の「絵本の館」など、地域の魅力や「茶道」や「弓道」など日本の伝統文化も体験していただきました。

 最も成果が上がった交流は、師範大学の監督や選手から地元中高校生のウエイトリフターが指導を受けたことで、8月下旬の全国中学生大会において、士別の子ども達が、4個のメダルと二つの日本中学新記録という成果を達成することにもつながりました。

 さらに9月には、「台湾大学陸上競技部」の合宿を受け入れ、本市の重点種目である陸上競技へのアプローチも整いました。

健康・スポーツ宣言都市として

 合宿受け入れにあたっては、スポーツ施設や宿泊施設の整備、スポーツイベントの充実、市民の「おもてなしの心」の醸成など、さらにレベルアップすべき点はありますが、これまでの人脈や経験を活かし、さらなる合宿招致活動を展開するとともに、「健康・スポーツ宣言都市」として、市民の文化・スポーツ活動の推進と地域の活性化をめざします。

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