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最終更新日:2015年4月01日(水)


7次基本計画の概要


「水産動物の種苗の生産及び放流並びに水産動物の育成に関する基本計画
(第7次栽培漁業基本計画)」の概要 (全文はこちら PDF) 
目的
「水産動物の種苗の生産及び放流並びに水産動物の育成に関する基本計画(第7次栽培漁業基本計画)」は、本道の栽培漁業を計画的に推進するために策定します。
 
栽培漁業とは 
人為的に生産・育成した水産生物の種苗を、自然界へ放流して資源の加入量を増やす取組のことで、資源管理と併せて水産資源の維持・増大を図るうえで重要な役割を果たしています。 

計画の位置づけ
      
国の栽培漁業基本方針を踏まえるとともに、北海道水産業・漁村振興条例に基づき水産業・漁村の
       振興に関する施策の基本的な事項を示した「北海道水産業・漁村振興推進計画(第3期)」との整合
       を図っています。 

計画期間
平成27年度から平成31年度までの5年間とします。
なお、社会情勢や技術開発の状況等を踏まえ、必要に応じて計画を見直す事としています。 
 
 

第7次栽培漁業基本計画の内容
 
 


水産動物の種苗の生産及び放流並びに水産動物の育成に関する指針

○ 栽培漁業による資源造成の取組の一層の推進
 
 ・ 放流種苗の直接的な回収を目的とした栽培漁業と合わせて、資源造成型栽培漁業の取組を進めます。
 ・ 再生産の仕組みの解明や再生産効果の評価、資源管理、水産基盤整備事業による育成場等の造成と 
  の連携を進めます。
 ・ 放流種苗の育成の場となる藻場・干潟等の保全のため、漁業者等が取り組む水産多面的機能発揮の
  ための活動等と連携を図ります。

○ 海域の特性に応じた栽培漁業の取組強化
 ・ 生態系や資源状態などから栽培対象種を十分検討するとともに、地域の実情や価格動向など経済性を
  踏まえ、海域の特性に応じた栽培漁業に効果的・効率的に取り組みます。
 ・ コスト削減や放流効果の向上に向けた技術の改良を進めるなど、実効性の高い栽培漁業を展開してい
    きます。
 ・ 種苗生産に携わる技術者の育成や技術の継承、種苗生産施設の機能の維持を図るなど、安定的な種
  苗生産体制が維持されるよう努めます。

○ 栽培漁業の広域的な展開促進
 ・ 広域に回遊する魚種については、道内の関係海域や他県の関係機関等と連携し、放流経費の負担の
  あり方や広域的な資源管理などについて検討を進めます。

○ 生物多様性等の保全への配慮
 ・ 種苗の生産・放流に当たっては、生物多様性の保全に配慮して取り組むこととします。
 ・ 特に、遺伝的多様性への配慮に必要となる措置については、国等の技術的指針に沿って取り進めま 
  す。

○ 栽培漁業に関する道民の理解の醸成と普及
 ・ 水産資源の回復・維持による水産物の安定供給という役割に加え、栽培漁業の多様な役割や道民との
  関わりについて啓発普及し、道民理解の醸成に努めることとします。


 
 

事業推進種及びその放流数量等の目標
種類
 
種苗放流数
千尾(粒)
放流時の大きさ
mm
段階 
ヒラメ 2,200 80±10
F (事業実施期)
マツカワ 1,000 80±10
F (事業実施期)
ニシン(日本海北部)※ 2,000 60±10
     -
ニシン(日本海南部) 500 60±10
D (事業化検討期)
ニシン(湖沼性) 2,000 40±10
F (事業実施期)
キツネメバル 400  50±10 
D (事業化検討期)
ホタテガイ  ※ 3,170,000 40±10
     -
エゾアワビ  ※ 650 30±5
     -
エゾバフンウニ ※ 43,400 15±5
     -
キタムラサキウニ ※ 3,100 15±10
     -
マナマコ 4,000 5±3
D (事業化検討期)

※ニシン(日本海北部)、ホタテガイ、エゾアワビ、エゾバフンウニ、キタムラサキウニについては、
既に事業化されていることから技術目標段階は登載していません。 

 

放流効果実証事業を実施する種 (大規模な放流による経済効果の実証に力を注ぐ水産動物)
○漁業者の負担等により、大規模な種苗放流を行い、経済効果を実証しようとする魚種
  • ヒラメ:日本海海域において実施
  • マツカワ:えりも以西太平洋海域において実施
 

栽培漁業に係る技術の開発に関する事項
○良質な種苗の生産と低コスト化技術の開発を推進します。
○生産・放流から育成までの一体的技術開発の推進に努めます。
○放流による再生産も含めた漁獲増大への寄与率や経済普及効果の評価について検討します。
○栽培漁業に関して開発されてきた技術を積極的に養殖業に活用します。
○遺伝子操作等による品種の放流や、外来生物の導入は当面行わないこととします。
 

技術開発を推進する種(技術開発に力を注ぐ水産動物) 及びその目標
種類 段階
タラバガニ
  B(量産技術開発期)
イワガキ
  B(量産技術開発期)
アサリ
  B(量産技術開発期)
バカガイ
  B(量産技術開発期)
ホヤ類
  B(量産技術開発期)

放流後の調査、その他関係機関の連携等に関する事項
○関係者により、放流効果を把握するための調査を実施し効果の把握に努めます。
○栽培漁業関係機関の相互連携を推進します。
○北海道栽培漁業協議会等において総合的な検討を行います。 


 
 

海域別栽培漁業推進計画:海域ごとの目標と取組を取りまとめて策定します。
 
 
<担当:栽培振興グループ>