環境省のホームページによると、カーボン・オフセットとは、市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府などの社会の構成員が自らの温室効果ガスの排出量を把握し、主体的に削減する努力を行うとともに、どうしても削減することが困難な排出量について、温室効果ガスの排出削減・吸収量(クレジット)などを購入することや、植林やクリーンエネルギー事業等、温室効果ガスの削減活動に参加・投資することで、その排出量の全部又は一部を埋め合わせる(オフセット)ことをいいます。
カーボン・オフセットの取組には、市場を通じて第三者に流通するクレジットを活用した市場流通型と、市場を通さずに特定者間のみで実施される特定者間完結型の二つの類型があり、さらに、市場流通型は、大きく分けて、商品利用・サービス利用におけるオフセット、会議・イベント開催におけるオフセット、自己活動におけるオフセットの三つの場合が考えられます。
このカーボン・オフセットの取り組みを推進することで、地球温暖化問題を「自分ごと」と捉え、主体的に温室効果ガスを削減する活動を促進する意義があります。
≪市場流通型≫
市場を通して広く第三者に流通するクレジットを活用したカーボン・オフセット
市民や企業などが、自らの活動によって排出される温室効果ガス排出量をオフセットすることです。
例)Aさんのオフセット方法
市民や企業などが商品を使用したり、サービスを利用したりする際に排出される温室効果ガス排出量について、その商品やサービスと併せてクレジットを購入しオフセットするものです。
例)Cさんのオフセット方法
国際会議やコンサート、スポーツ大会などの主催者がその開催に伴って排出される温室効果ガス(電気の使用や参加者の移動に伴う排出)を、主催者や参加者がオフセットするものです。
例)コンサートでのオフセット方法
≪特定者間完結型≫
市場を通さずに特定者間のみで実施されるカーボン・オフセット
排出削減量を市場(クレジットを販売する仲介業者や、オフセット付きの商品・サービスの提供者)から購入するのではなく、個人や企業自らが排出削減・吸収量を創出するための取り組みを行ったり、他の排出削減・吸収活動から直接クレジットを購入したりすることによって、オフセットする取り組みです。