◆森林資源の循環利用を考えると、森林づくりの過程で出る間伐材や、伐採時に生ずる残材などの資源を有効に活用することが大切です。その新しい活用のひとつが「木質バイオマスエネルギー」としての利用です。
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●木質バイオマスエネルギーとは?
◆バイオマスとは、動植物由来の有機資源・生物資源のことで、木質バイオマスには樹木の枝、葉、幹や根などが含まれ、これらを燃焼させて得られるエネルギーが木質バイオマスエネルギーと呼ばれています。
◆日本では古くから薪や炭の形で木質バイオマスエネルギーを利用してきましたが、最近では、木質のペレットやチップを燃料とするストーブやボイラーが改良されてきているほか、発電設備の実用化に向けた取り組みが進められています。
◆木質バイオマスエネルギーの利用は、再生可能な木材の有効利用の促進、地球温暖化の防止など循環型社会の形成に寄与すること、さらには新規雇用の創出など、地域産業の活性化の面からも大きな期待が寄せられています。
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◆下川町の取組
下川町では、町、森林組合、木材関連企業が一体となって、カラマツ・トドマツ・エゾマツなどの間伐材利用促進に取り組んでおり、町有林を核とした森林資源の循環利用を目指しています。
☆製材・集成材づくり
・建築用材…地域材を使用した住宅(下川ブランド住宅プロジェクト)
・家具
☆炭づくり
・カラマツ間伐材を使用した木炭…燃料用、土壌改良材、融雪剤
・製造過程で抽出される木酢液…入浴用、園芸用
☆円柱材づくり
・小径材を円柱材に加工…公園、河川など、土木工事用
☆新商品づくり
・トドマツの葉から油を抽出…石鹸、芳香剤
・低質材からオガ粉を生産…酪農用敷料、堆肥生産用
・苗木用バークマットの開発…雑草の侵入を防ぐため、苗木の根元付近を覆うカラマツの樹皮マットを北海道立林産試験場と共同開発中 |