| 第7話 「伝えたいこと」 |
|
| 前話でも森林に目を向けてもらうことについてお話ししましたが、今度はその実践のお話。 |
「大会テーマなんか加えるといいかも」 この一言から植樹祭へのPR活動が始まった。
全国植樹祭の大会テーマが決まってから、どのように一般の方に植樹祭の開催を広めて行くのかが、部屋のテーマである。もちろん植樹祭の成功に向け、準備は着々と進めてはいるが、会場の整備や式典の催し物だけ行うことが成功することだとは準備室の人間は誰も思っていない。植樹祭は森づくりを今後に繋げて行くためのあくまでも一つの手段であるから。
第58回全国植樹祭 大会テーマは、「明日(あす)へ 未来へ 北の大地の森づくり」である。
|
|
| 第1章 自然との触れ合い |
都会に住んでいると自然との触れ合いを欠いてしまう。例え土日に触れ合うことがあっても、結局日常生活に入り込んでいないため、自然に対する意識というものは薄らいでゆく。 まして毎週自然と親しみに出かける人なんかは希であり、マニアの世界である。 それではどのようにしたら自然と触れ合うことができるのだろうか。映像から得ることができる情報は多量にあるが、殆どと言って良いほど五感をすべて使って感じとっているとは到底思えない。 人それぞれアプローチには違いがあるだろうが、自分は自然と触れ合う、ニアリーイコールすべての五感を磨くという結論に落ち着きます。しかし、すべての五感を磨くということは現代社会ではかなり難しいことかもしれない。特に、臭覚と触覚が今一番欠けている。この感覚が失われていることは、ヴァーチャルの世界で満足するという怖さがあることを警告しておかなければならない。(ちょっと偉そうな持論ですいません)
|
| 第2章 絵というアプローチ |
日常生活に入り込めない自然というものに対して、果たして自分としてどのようなアプローチがとれるのか。自分ならすべての五感を磨くのにどのような手段をとるのか。毎週のように山に出かけている(冬シーズンはちょっとお休みですが・・・・)マニアの自分が、どのようなアプローチをしてこの必要性を世間に伝えて行くのか。五感を磨く最善の方法として、自分は結局絵を描くところに落ち着いた。現代社会は言葉と映像を与えられ、言わば虚像の世界を楽しんでいるだけに過ぎないかもしれない。結局はヴァーチャルという感覚で時が流れている世界である。 絵を描くという行為は、自分自身その被写体を理解し、視覚、聴覚、触覚、臭覚で感じとりながら表現をして行くことができる、と思っている。 自分は自然と関わりのあるものを主に題材としているが、何でも良いと思う。新たな感覚とは実際に手を動かすことから始まるのであろう。 上手か下手かではなく、自分が納得するかしないかが大事である。根気よく頑張って五感を磨いていただきたい。
|
| 第3章 心に残る贈り物 |
前置きがあまりにも長くなってしまったが、実のところ自分の絵を取り入れて何か作れないかと思っていたところ、奥さんに「しおりなんかいいんじゃないの。手軽だし、きれいに作ればいいかも。」と言われ、パソコンに取り込んだ自分の絵を題材にしおりを作り始めた。何せ細かい作業(自分だけはそう思っている)で、最初は出来上がりもぱっとせず、なかなか納得いかない。しかし、だんだん手慣れてくると、それなりに作品が仕上がり、いろいろと知っている方に配りながら、4月を向かえた。 この部屋に異動になり、自分で作った作品を部屋に置いてみたところ、 「大会テーマなんか加えるといいかも」 この一言が植樹祭普及活動への目覚め、植樹祭の手作りPRが始まったのである。 基本的にはお金を掛けないでPRできること。また、どのようにして植樹祭の開催を知ってもらうか、さらにどうしたら森林との触れ合いを感じてもらえるのかなどPRテーマは盛り沢山。 しおりはちょうどこの趣旨に合っていたこともあり、我が室でのPR品の1つとして、イベントなどで配布している。 このしおり、如何にも素人の手作りというところだが、ちょっと洒落た感じもしませんか。
|
| 第4章 配るわ、配るわ |
手軽に作れるものだから、配っては作って、作っては配っての繰り返し。何かのイベントがあるたびこんな作業の繰り返し。最近はボランティアの方にも手伝っていただき大変助かっている。 今まで配った量は既に千枚を超えている。忠実に絵のデザインの違うものを1枚1枚持って行く人もいるが、植樹祭開催が全道に広まってきていると思っています。 このしおりは当室にもあるので、是非いらしてお持ち帰りください。
|
| 第5章 作ってみよう |
もらうだけではつまらない、自分のデザインを取り込んで作ってみたいという方に! しおり作成マニュアルを当室で用意しており、また、後日当HPにアップも考えています。 自分だけ使うのなら枚数は少なくてもいい、でも大会テーマだけは忘れずに入れてほしいのです。我々職員からのお願いです。
第58回全国植樹祭 大会テーマは、「明日(あす)へ 未来へ 北の大地の森づくり」です。
当室ではこれからも森林に親しみを覚え、心に残るものをつくりたいと考えています。お楽しみに!<齊藤 |
|
|