ホーム>魚の名前検索一覧>魚の名前検索 詳細 魚の知識・分布図・漁獲時期・漁法・関連サイト・料理レシピ・栄養成分・逆引き辞書・取扱漁協などを詳しく紹介します。 ■ヒメエゾボラ[蝦夷姫法螺] 地方名:ネムリツブ、デレレンツブ、アオツブ、マツブ エゾバイ科/全長 殻高80~90mm、殻幅 50~55mm おでんや炉ばた焼きでおなじみの『ツブ』 紡錘形の殻は頑丈で硬く、螺層(巻貝のらせん状に巻いた一層)は6層で丸みを帯び各層とも膨らんでこぶ状になっています。ふたはとがった卵円形で淡褐色、渦巻き模様の中心は下端にあり大型の個体ではふたの下端がやや湾曲します。 北海道の沿岸のほぼ全域に分布し、水深10mまでの浅海域で砂やれき(小石)の海底に生息します。ヒメエゾボラは、高水温に耐える特性があるため、沿岸域に広く分布することが可能といわれています。 産卵期は5~8月で、交尾により体内で受精が行われます。成長すると死んだ魚介類の肉のほか、巻き貝や二枚貝など生きた小型の動物を餌にします。 主にエゾバイ科の巻き貝を「ツブ」と呼び、北海道では殻のまま焼いたものが炉ばた焼きや屋台の店先で多くみられるほか、おでんや鍋ものにも利用されています。 ■分布図 北海道沿岸ほぼ全域。サロマ湖などの海水湖 ■漁獲時期 周年 ■漁法 つぶかご漁業(ヒメエゾボラ)[外部リンク] ■関連サイト 日高の真つぶ(標準和名:エゾボラ)[外部リンク] 日高振興局 ■料理レシピ マツブのとも和え・ステーキとモッツアレラチーズのソテー[外部リンク] 浜のかあさんによる創作料理レシピ集(日高振興局) ■栄養成分 食品成分データベース[外部リンク] 文部科学省 食品成分データベース ■ヒメエゾボラ取扱漁協 日高中央漁業協同組合 真ツブ(エゾボラ) 大きさ味ともに定評がある真ツブは周年出荷が可能。独特の歯ごたえと口に広がる甘みが特徴で、刺身はもちろんマリネなどにもぴったりです。 えりも漁業協同組合[外部リンク] 真ツブ(エゾボラ) 北海道でもトップクラスの水揚げを誇るえりも漁協の真ツブは、3~10月の期間限定で販売され、刺身以外にも様々な料理にアレンジできます。 厚岸漁業協同組合[外部リンク] 殻つぶ 刺身用(エゾボラ) ほか 厚岸のつぶは5種類水揚げされます。刺身用、煮つぶ用各種取り扱っています。調理手軽な殻からむいたつぶもあります。 白糠漁業協同組合[外部リンク] つぶこぶ ほか つぶと昆布を醤油ベースで味付けした「レンジでポン」シリーズの商品です。恋問館直売店のつぶ貝の取扱い月は1月~7月頃です。