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人工林(じんこうりん)は『間伐(かんばつ)』をしなければなりません。
しかし、今、北海道の森林では、木材需要の低迷から間伐しなければならない森林を間伐しない、 あるいは間伐しても、その材を利用しないという状況が見られます。
これらの状況の打開には、木材を最大限有効に活用することが必要不可欠です。
森林は大きく人工林と天然林に分かれます。天然林は自然状態で成立する森林です。一方の人工林は人間が木を植え、人間が木を育てて成立する森林です。
天然林では多種多様な樹種と、多種多様な樹齢の樹木で構成されているのに対し、人工林では1種類か多くても2~3種類程度の樹種・樹齢の樹木で構成されているのが特徴です。
人工林は天然林に比較して短期間に大量の木材を生産することができます。
樹木を太く、まっすぐ育てるためには、光のコントロールが重要です。人工林では樹木の成長に合わせて周りの木を伐採することで光の量を調整します。これが「間伐」です。
また、人工林は樹木の苗を植えることから始まりますが、すべての苗が良い苗だとは限りません。間伐には悪い苗を淘汰して良い苗を選別する働きもあります。
間伐をしないと、樹木はひょろひょろになります。
さらに、樹木の大きさに対する葉の割合が少なくなるため、十分な光合成ができず、栄養状態が悪くなります。そのため、強風や豪雪で折れたり、病気にかかったり、虫に食われたりする危険性が高くなります。
間伐材は、主に次の2つの理由により十分な利用がされておりません。
高度経済成長期以降、海外から安い木材が大量に入ってくるようになり、同時に、プラスチックやビニル製品等、非木質の製品が増えてきたために、国産の木材の需要が減っています。
間伐材は生育途上の森林から産出されるため、天然林材や主伐材よりも直径が細くなります。カラマツなどの間伐材はほとんどが輸送用の梱包材など使用用途が限られています。
木材は再生可能な資源です。間伐材などの木材・木製品の利用が進むと、最終的にその利益が造林や間伐などの森林整備に充当されることになり、森林資源を循環的に利用することが可能になります。しかしながら、現在では間伐材の利用があまり進んでいないため、森林資源を循環的に利用することが困難な状況となっています。
地球温暖化の原因の一つとして大気中の二酸化炭素濃度が上昇していることが挙げられていますが、二酸化炭素は植物の光合成により植物体内に取り込むことができます。特に樹木は幹に大量の二酸化炭素を保持することができます。
木材は燃やすと二酸化炭素を発生しますが、燃料として使用すると化石燃料(石油・石炭)の消費を減らすことができます。化石燃料は再生することは不可能ですが、木材では、二酸化炭素を森林が吸収し、新たな木材として利用が可能になります。
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森林の豊富な本道では、どの地域にも森林があります。
この森林を整備することで発生する未利用森林資源を公共施設や一般住宅のエネルギーで利用することは、誰もが取組可能な資源の地域内の循環利用の方法です。
平成17年度循環白書(環境省)では、バイオマスの利活用を「自然界における物質循環」としており、取組を強力に促進することとしています。
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