
|
○道有林では、学術研究や森林施業の参考とするため、道有林野における森林のうち、その林況が稀少性又は特異性を有している森林を「保護林」として恒久的に保存しています。 保護林は全道で42箇所設定されていますが、ここでは各地の代表的な保護林についてその概要を紹介します。(説明文の各番号は保護林データベースの索引番号です。)
|
|
|
1 ブナ保護林(渡島総合振興局東部森林室) 道内では道南のみに分布する温帯林の代表的な樹種であるブナ壮齢林。 直径50センチメートル以上で樹高28メートルにも及ぶ大径木が 公道沿線に見られる。 ※保護林には一部歩道がありますが、案内標識は設置しておりません。入林の際には、渡島総合振興局東部森林室にお問い合わせください。 |
|
|
2 ブナ保護林(渡島総合振興局西部森林室) 渡島と檜山の境界に位置する大千軒岳(標高1,072m)の山麓に広がる天然林で、ブナを主体とした壮齢林となっている。
※道道松前石崎線は冬期間及び土砂崩れなどの危れがある場合は、閉鎖されるので入林の際は確認してください。なお、林道改良工事により通行できない区間があります。 保護林内は歩道、案内標識等は設置しておりません。入林の際には、渡島総合振興局西部森林室にお問い合わせください。 |
|
|
4 白井川ブナ保護林(後志総合振興局森林室) ブナ自生地北限とされる温帯林と亜寒帯林への移行地である黒松内低地帯保護林。このため樹種構成が豊富で、ブナ、トドマツ、ミズナラ、ハリギリ、ウダイカンバ、ダケカンバなどが混生する針広混交林となっている。
※施錠されたゲートがあるので、入林の際は後志総合振興局森林室にお問い合わせください。 |
|
|
6 優良広葉樹保護林(胆振総合振興局森林室) シナノキ、アサダなどを主体とした天然林で、推定樹齢80~160年、ha当たり本数350~400本、蓄積160~200m3の林分で、多段林を呈している。林床はクマイザサに覆われている。
※遊歩道や案内標識の整備は継続的に行われていますが、入林の際は胆振総合振興局森林室にお問い合わせください。 |
|
|
10 アサダ保護林(日高振興局森林室) アサダの大径木が見られるほか、道内では太平洋側に多く生育しているサワシバ、アオダモや道東にのみ生育しているアカシデなど、地域特有の樹種が見られる。
※入り口看板、案内標識などの整備がされておりません。また、ゲートの鍵も必要ですので、入林の際は日高振興局森林室にお問い合わせください。 |
|
|
11 ウダイカンバ保護林(空知総合振興局森林室) 山火事跡地に発生した再生林であるが、ミズナラと同様に道産材として有名なウダイカンバが本数率50%、材積率76%と半数以上を占めているほか、シナノキ、ハリギリなど有用広葉樹が生育している。
※入り口看板、歩道、案内標識は整備されておりません。入林の際には、空知総合振興局森林室にお問い合わせください。 |
|
|
14 高冷地針広混交保護林(留萌振興局森林室) 日本海沿岸の冬期間の厳しい気象条件下で生育しているトドマツ、ミズナラなどの大径木や、風による樹木の奇形など森林限界に近い自然条件下での天然林が見られる。
※歩道、案内標識等は整備されておりません。入林の際には、留萌振興局森林室にお問い合わせください。 |
|
|
17 アカエゾマツ原生保護林(上川総合振興局南部森林室) アカエゾマツ、トドマツが全体の80%を占めている針葉樹主体の森林。ha当たりの蓄積は387m3と高く、特に胸高直径116センチメートル、樹高34メートルのアカエゾマツ巨木は道内にも数少ない。
※入り口看板はありますが、歩道、案内標識などは整備されていないので、入林の際は上川総合振興局南部森林室にお問い合わせください。 |
|
|
20 物満内アカエゾマツ保護林(上川総合振興局北部森林室) 深成岩の一種である蛇紋岩を基岩とした特殊な土壌条件下で成立した森林で、アカエゾマツ(蓄積405m3、占有率96.8%)の大径木が林立する原生林が見られる。
※入り口看板、歩道、案内標識などは整備されておりません。入林の際には、上川総合振興局北部森林室にお問い合わせください。 |
|
|
28 山火再生ウダイカンバ保護林(オホーツク総合振興局西部森林室) 山火事跡地に発生した陽樹の代表樹種であるカンバ類が優先する林分。その後、ミズナラ、シナノキ、イタヤカエデ等が発生し、樹種構成が豊富となり樹種間競争が始まるなど、生育環境による優先樹種の変化が見られる。
※入り口看板、歩道、案内標識などは整備されておりません。入林の際はオホーツク総合振興局西部森林室にお問い合わせください。 |
|
|
29 風倒跡天然更新保護林(オホーツク総合振興局東部森林室) 昭和29年の台風被害跡に天然更新した森林でトドマツ、クロエゾマツを中心とした針葉樹林。現在では設定時に比較し、トドマツが51%、クロエゾマツが17%と針葉樹の占有率が低くなり、ダケカンバ、イタヤカエデなどの広葉樹比率が32%と高くなるなど、樹種間競争が始まり、急激な樹種構成の変化が見られる。
※林道に隣接していますが、入り口看板は設置されておりませんので、入林の際はオホーツク総合振興局東部森林室にお問い合わせください。 |
|
|
34 広葉樹原生保護林(十勝総合振興局森林室) 胸高直径110センチメートルのミズナラや、シナノキ大径木などの有用広葉樹の他、トドマツ大径木が林立している原生に近い森林が見られ、また隣接する民有林(石井山林)では積極的な木材生産を目指す人工林があり、原生に近い広葉樹林と高齢級人工林とが同時に見られる。
※林道沿いには保護林入り口看板を設置してありますが、入林の際は十勝総合振興局森林室にお問い合わせください。 |
|
|
39 シロエゾマツ保護林(釧路総合振興局森林室) 学術的にも貴重なシロエゾマツの大径木(最大胸高直径86センチメートル、最大樹高31メートル)がトドマツ、ダケカンバ、ヤチダモ等の広葉樹と混生している針広混交林。
※保護林入り口看板は整備されていますが、入林の際には、釧路総合振興局森林室にお問い合わせください。 |
|
|
○入林時の注意事項 道有林内の林道は、森林作業用の道路であることから砂利道で道幅が狭く、見通しの悪い急カーブや急勾配の箇所もあり、シカなどの動物が急に飛び出してくることもあります。スピードは控えめに安全運転に努めてください。 また、森林は豊かな自然の恵みを与えてくれますが、ちょっとした不注意や油断から大きな事故が発生しますので、次のことに十分注意してください。 1 一人での入林は、道に迷ったときなどの場合、危険ですのでひかえましょう。 2 目立つ服装を心がけましょう。 3 家族などに行き先と帰宅時間を伝えましょう。 4 熊よけなどのため、笛・鈴・ラジオを持ちましょう。 5 タバコの投げ捨てや焚き火は絶対にやめましょう。 6 ゴミは必ず持ち帰りましょう。
道有林の入林に当たっては、各総合振興局または振興局の森林室ホームページに「入林について」等のページがありますので、そちらを参考にしてください。 |
|
|
|
|
次へ |