北海道立文書館所蔵資料案内~私文書 片岡利和千島関係文書

分類記号:B0-17

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片岡利和は、1836(天保7)年土佐に生まれ、維新後は各地で官吏を務めた後、1871(明治4)年に侍従となった。明治天皇の命で、1888(明治21)年からしばしば北海道視察を行い、1891(明治24)年には千島列島の探検出発を命ぜられた。この年は択捉島に越冬、翌年春から各島を巡航し、占守島滞在を経て1892(明治25)年10月に帰京した。その探検は国民が千島への関心を高める契機ともなり、郡司大尉の千島報效義会の結成などに影響を与えた。

資料は、国立国会図書館憲政資料室所蔵資料のうち、北海道関係分を複製したものである。片岡侍従復命書、千島各島巡回日誌報告、紗那外三郡長報告書、千島諸島の実景写真などがある。

1884(明治17)~1903(明治36)年

23点(複製)

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