災害における酪農危機管理対策マニュアル

災害における酪農危機管理対策マニュアル

 北海道では、平成30年9月6日未明に発生した震度7の地震をはじめとする一連の震災で、多くの尊い命が失われ、大規模な土砂災害や家屋の倒壊など、広範かつ甚大な被害が生じたところです。

 さらには、道内全域での停電、いわゆる「ブラックアウト」によるライフラインの寸断や産業被害の拡大など、道民のくらしや経済社会活動に広範かつ多大な影響が生じました。

 特に酪農においては、全道域の停電による影響で、搾乳や生乳の出荷ができなかったことなどにより、2万トンを超える生乳の損失が発生したほか、酪農家が大切に育ててこられた乳牛において乳房炎が多発するなど、今後の生乳生産に大きな影響を残しました。

 今回の災害を教訓とし、将来にわたり、酪農家が安心して安定的に生乳生産を継続していくためには、災害による被害の回避・軽減に向けた準備や地域における体制づくりが重要であることから、今回、特に課題となった停電及び断水対策を中心に、「災害における酪農危機管理対策マニュアル」を作成しました。

 本マニュアルは、個々の酪農家や集落などの地域単位、また、地域で中心となって酪農家支援を行う農協を想定し、それぞれにおける事前の備えや災害時の対応をまとめたものとなっていますので、各地域の状況を踏まえ、今後の対策に役立てていただければ幸いです。

 

 

 

 


 


 

 

お問い合わせ先

北海道農政部生産振興局畜産振興課 酪農グループ

TEL : (011)231-4111(内線27-773)

FAX : (011)232-1064

Email : nosei.rakuchiku2◆pref.hokkaido.lg.jp

 

 

 

 

 

 

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