最終更新日:2021年2月10日(水)
令和2年(2020年)10月13日(火)、
倶知安農業高校で行われている※「日本酒製造プロジェクト」の報告及び
成果品である日本酒「忠(なかごころ)」の贈呈のため、
倶知安農業高校のみなさまが鈴木知事を表敬訪問されました。
※「日本酒製造プロジェクト」の概要はこちら
倶知安農業高校では、地域の産業振興の一環として、
地元の酒蔵「二世古酒造」と連携し、令和元年度(2019年度)から活動をスタート。
高校の田んぼで酒米の栽培をし、二世古酒造の水口杜氏の指導のもと、
洗米から仕込み、瓶詰めやラベル貼りまで高校生が行い、今年、待望の商品化。
ネーミングやラベルデザインも、生徒の皆さんによる発案とのことで、
商品名の「忠(なかごころ)」には、 多くの人に真心を届けたいという想いが込められています。
9月から、二世古酒造内の販売所や倶知安町内の酒屋などで販売が開始され、
予想を上回る好調ぶりとのこと。
【商品 「忠(なかごころ)」】
生徒の皆さんからは、酒米の生産も酒造りも、全てが初めてのことで、
試行錯誤しながらも一生懸命取り組み、
商品化という成果が出たことへの達成感や地域の魅力の再発見につながったことなど、
多くの気づきや学びがあったとの報告がありました。
【表敬時の様子】
また、お酒を仕込むときに出る酒粕を利用した「酒粕マドレーヌ」と「酒粕クッキー」も持参いただきました。
こちらは、高校生の皆さんと町内のお菓子屋さんが連携し、現在、商品化に向けて試作中ということで、
実際に店頭に並ぶ日がとても楽しみです。
【「酒粕マドレーヌ」と「酒粕クッキー」】
今年度の酒米での仕込みも、まもなく始まるとのことで、
継続した取組となり、地域の特産品となることを期待しています。
【最後は記念撮影】
(左から、水口杜氏、髙橋さん、関口さん、鈴木知事、黒川さん、石岡さん、近江校長、三島会長)
※生徒の皆さんは、全員3年生