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最終更新日:2012年2月24日(金)


2012 北のハイグレード食品(生干ししゃも)


マーク120 

 生干ししゃも

生干ししゃも

 

 創業は大正12年、むかわ町のししゃも加工販売店として最古の歴史を持つカネダイ大野商店。ししゃもは今でこそ高級魚として知られる魚ですが、当時は誰でも簡単に手に入れられた大衆魚。しかし初代・大野留吉氏はそのししゃもに可能性を感じ、加工を施して“商品”としての取り扱いを始めました。以来、長い歴史の中で輸入品のカペリン(カラフトシシャモ)等の代用ししゃもを一度も取り扱うことなく、平成18年には“北海道産の原料を用いて北海道内で作成する品”を認定する『道産食品登録制度』の認定登録第一号を取得しました。

 ししゃもの漁期は10月初旬~11月中旬の約40日。この短い期間中にもししゃもの魚体は変化します。「一年分のししゃもを買い付けるこの期間が勝負。脂ののり具合と卵のバランスが最良のものを選んで買い付けしています」と三代目の大野秀貴さん。
 カネダイ大野商店の『生干ししゃも』は、焼くとジューッと脂がしたたり、身はふっくらと上品な味わい。「ししゃもの鮮度と干す時間はもちろん、食塩の成分と濃度が重要です。うちのはあえて薄味。ししゃも本来の繊細な味わいを楽しんでいただくためにたどり着いた塩分濃度なんです」。食べ方は冷凍のままフライパンで焼くだけ。ししゃもから出る脂で焦がすことなく簡単に焼きあがります。
 生干ししゃも


 焼きたてのメスを頬張ると卵の甘みが口いっぱいに! オスは卵を抱かないために、その身に栄養を蓄え身の味がしっかりして旨みが強く、「ししゃもはオスに限る」という方もいらっしゃるそう。この商品のファンが増える一方で、全国的に安価で流通している代用魚のカペリンと本ししゃもを同じものと思っている方がまだまだ多いのだとか。「生干ししゃもを通して、本物のししゃもの美味しさをたくさんの人に伝えていきたいですね」。

 

              

事業者株式会社カネダイ大野商店

〒054-0042
 北海道勇払郡むかわ町美幸2丁目42番地
 tel:0145-42-2468 fax:0145-42-4013