●新技術・新製品の概要、特徴
平成21年度北海道新技術・新製品開発賞
受 賞 者 の ご 紹 介
油を放熱体に充填した小型暖房機は販売されており、その熱源は、電気で充填された油を加熱・循環して放熱する仕組みではあるが、本製品は、ヒートサイフォンを利用したもので、機器の下部にある燃焼機により真空下にある内部の水を瞬時に蒸気にしてパネルを加熱し、放熱する構造で、新規性、独創性が認められる。
プロテオグリカンは動物組織に存在する糖タンパク複合体として古くから知られ、試薬レベルの高価なプロテオグリカンはあったが、本製品の製造法は安価で品質も向上し、高度な技術性が認められた。実用化に向けた設備投資など企業の取り組みも認められ、今後の販売拡大が期待される。
当該ライフル弾は、スズ-57%ビスマス合金をコアと呼ばれる主要部に用いることで鉛弾に匹敵する破壊性能を有し、命中精度、弾道係数(飛行性能)にも優れた性能を有し、新規性・独創性が認められるほか、エゾシカ対策などにおいて活用される市場性や鉛弾誤食による鉛中毒死の防止という環境配慮の観点から評価できる。
本技術による濃縮ヨーグルトペーストは、色調がヨーグルト本来の乳白色であり、添加物を用いることなく濃厚なヨーグルト風味と清涼感のある酸味を有したものとなっていることや殺菌処理をしているため乳酸菌による風味の変化がなく新規性と独創性に優れている。
濃縮ヨーグルトペーストは、人気の高い洋菓子をはじめ、パン、スイーツ類などの原料素材として広範に利用される可能性があり、大きな需要の拡大が見込まれる。
淡色の大根やキャベツをベースとして使用し、彩りをつけるために、ホウレンソウ、ニンジンやカボチャ等をミキシングして製造された製品。
添加物を一切使わず、野菜の複数使用で彩りや栄養価のバランスを考慮したことなど新しい視点からの技術開発であることから、新規性や独創性が認められる。
野菜シートについては、特性、優位性や利点を活かした新たな用途開発が望まれ、また、野菜パウダーについては、菓子、麺、パン、乳製品や肉製品等多くの加工品で使用される可能があり、潜在的需要が大きいと考えられる。
不毛な土を肥沃な土に改良する基礎技術を開発し、その技術を活かした健康野菜栽培を目指し、有機JAS認定「にんにく」の事業化に至り、会社内ににんにく生産販売の一部門を設置するまでになった一連の過程には、新規性・独創性が認められる。
農産物に近い製品であるが、応募企業が建設業の新分野進出としての取り組みであることや食の安全・安心に着目した事業であることなど、地域経済の活性化や社会的課題の解決に貢献している製品開発であると認められる。
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