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最終更新日:2008年5月20日(火)


アウトドアフィールド・カヌー&ラフティング


山岳mountains

 広大な北海道には、河川、湖沼、湿地が発達しており、目的や技術・体力に合わせて、カヌーやラフティングを楽しめるフィールドが数多くあります。
 大自然の息吹を全身で感じながら滑らかな水面を静かに進湖や湿原でのカヌー、緩急の流れに合わせて下る川でのカヌー、ボートクルーが力を合わせて急流を下るラフティングなど、野趣あふれる自然のなかで、カヌーやラフティングを利用した様々な楽しみ方ができます。
カヌーとは?
カヌーは大別すると、カナディアンカヌーとカヤックに分類できます。
一般的なカナディアンカヌーとは、オープンデッキタイプで片端だけにブレード(シングルブレード)が付いたパドルを使います。湖などの静水のツーリングに適しています。
カヤックは乗り口が穴のように開いているクローズドデッキで、両端にブレードがついたパドルで漕ぎます。操作性が高く川のツーリングに最適で、主に海で使用されるシーカヤックなもあります。
カヌー人気は北海道でも高く、ツーリングだけでなく各種の自然観察にも利用されています。
ラフティングとは?
ラフティングとはラフトボートと呼ばれる大型で強靱なゴムボートに、数人(2人~9人)で乗り込みひとり1本のパドルを使って川を下るスポーツです。
カヌーやカヤックで激流を下るにがのは難しくても川を知り尽くしたガイドとともに乗り込むラフティングは、初めての人でも安全に川下りを楽しむことができます。
ラフトボートの一番後ろに乗ったガイドの指示に従い、大きな瀬や危険な場所を回避し力を合わせて漕ぎ進み、数々の瀬をクリアしコントロールしていきます。
北海道でも着実に普及しており、スリル満点のスポーツとして人気を集めています。

 

Ⅰ 道南・道央エリア

1 大沼【おおぬま】 原生林におおわれ33の小湾と26の小島が点在する風景は、新日本三景に数えられています。春にはミズバショウが咲き乱れ、道南の秀峰である駒ヶ岳を背景に、大空に舞うオオハクチョウの姿はやはり感動ものです。周辺は国定公園に指定される観光地でもあり、シーズン中にはモータボート等十分な注意が必要です。
2 朱太川【しゅぶとがわ】 全体的にゆったりとした流れで、全コース約15kmの清流です。天然記念物に指定されるブナ林の横を流れ、初級者やファミリーでも楽しめるルートとなっています。右岸から熱ぷ川が合流するたりは、広葉樹林のたたずまいが最も美しいエリアとされています。
3 尻別川【しりべつがわ】 フィールドとしては上流と下流の2コースに大別できます。全国百名山に数えられる羊蹄山の素晴らしい景観が人気のエリアです。全体的には変化に富んでおり、中級者向けのコースといえます。北海道を代表する大河であり、明るく深い緑の渓谷が人気を呼んでいます。
4 洞爺湖【とうやこ】 北海道を代表するカルデラ湖で、天候の影響を受けやすく、特に秋口や夕方には激しい風と高波へと急変することがあります。目前に見える約4キロ先の中島に向かいたくなりますが、初心者には見た目以上に厄介なコースといえます。中島を含めて周辺は国立公園のためキャンプなどは禁止です。
5 支笏湖【しこつこ】 環境庁の水質調査で最大深度363mと田沢湖(423m)に次いでランクされています。その湖面に映える恵庭岳の美しさや、そそり立つ崖に咲くツツジなどの樹木が季節毎に彩りを添えます。美笛キャンプ場前の湖岸は遠浅の砂地で絶好のカヌーエリアですが、盛夏期にはキャンパー等で混雑が予想されます。
6 千歳川【ちとせがわ】 両岸をおおう深い緑には季節毎の花が咲き、水中にはクレンソウが、茂り水面をカワセミが飛ぶ自然たっぷりの川です。一見川の流れは穏やかに見えますが、手強いポイントが点在しているので単独行は避けたい川です。時折釣り人に出会うので声をかけて通過するようにしましょう。
7 豊平川【とよひらがわ】 札幌市定山渓付近んの豊平川は水量の関係から雪解けから初夏にかけてのカヌーフィールドとされています。断崖をかすめるスリル満点のコーナなど、中・上級者向けのコースといえます。急峻な八剣山の景観とともに、川面をかすめて飛ぶヤマセミに心を和ませられるコースです。
8 沙流川【さるがわ】 スリルたっぷりの渓谷コースから、牧歌的な風景への変化が楽しめます。河原が広いので開放的なツーリングが楽しめ、秋には見事な紅葉にも出会えます。上流と下流の2つのコースに分かれ、全体的に上級者レベルのフィールドとされています。
9 鵡川【むかわ】 大別すると上級者向けの上流コースと、初級者でも楽しめる中流と下流の3エリアに分けられています。上流域の雄大な渓谷とともに、中流域では畑や牧場での牛や馬のほのぼのとした風景に出会えます。さらに春には桜を見ることもでき、長い海までのコースではバードウオッチングのポイントも数多くあります。
10 美々川【びびがわ】 ウトナイ湖まで約10キロのコースで、上級者からファミリーまで楽しめます。カヌーの下を横切る小魚や川底にはバイカモなどの水草が茂り、ヨシ原からは小鳥たちの鳴き声が響きます。交通アクセスがよいわりに、自然の懐深く迷い込んだような気分を味わえる人気のコースです。また、途中でつがいの白鳥に出会えるかも知れません。
11 かなやま湖【かなやまこ】 湖畔キャンプ場を拠点に、のんびりカヌーツーリング等が楽しめます。しかし、気象の急変もありますので、初心者の遠出は控えた方が賢明です。湖の周囲には奥深い森と山々があり、まるでカナダのような風景が広がります。
12 幾春別川【いくしゅんべつがわ】 市街地を流れる川との印象を受けますが、実際に下ってみると視界に入ってくる自然の奥深さに圧倒されます。上流は上級者向けで、中流以降は中級者向けといえます。途中には落差10メートルほどの「魚染の滝」があります。また上流のダムからの安定した水量により、地元カヌークラブによるカヌー大会も行われているなど、知る人ぞ知るフィールドです。
13 空知川【そらちがわ】 上流と下流の2コースに分けられ、上流は上級者向け、下流は、中級者向けとされています。上流域は川のすぐ近くまで山が迫り、迫力いっぱいの素晴らしい景観が連続します。
下流には南富良野町の美しい田園風景が広がりますが、パチンコの瀬と呼ばれている随所では的確なコース取りが求められます。
14 美瑛川【びえいがわ】 パッチワーク状になった美しい美瑛の丘の間を、たおやかに流れるのが美瑛川です。両岸は草木におおわれニジマスやイワナが棲む静かな淵を、小さな瀬とカーブを繰り返しながら進み、対岸に目を向けると草を食む牛の姿が見られます。旭川市内に近づくほど流れが早く波が高くなる初・中級者向けのコースです。
ラフティングガイドからのアドバイス 尻別川:北海道のラフティングの発祥の地?でもあり、コースバリエーションが豊富です。河原から羊蹄山やニセコ連峰の眺めは圧巻です。
カヌーガイドからのアドバイス 洞爺湖:アプローチが良く水が大変きれいで、昭和新山や有珠山など眺めも良いです。ただし、午後に吹く風には注意が必要です。

Ⅱ 十勝・大雪・道北・道東エリア

1 歴舟川【れきふねがわ】 上流部から峡谷の絶景とともに下ると、広い河原があちこちに広がり、水も綺麗に澄んで気持ちのよさを実感できます。海への河口部ではカモメの大群が迎えてくれます。秋には浅瀬を遡上するサケがいたり、大樹町の花であるコスモスなどが目を楽しませてくれます。
2 戸蔦別川【とつたべつがわ】 戸蔦別川は札内川の支流で川幅も広く水量も多く、かなり激しい流れのコースとなっています。途中には流木もあり、気を抜くと引っ掛かりそうになる場所もあります。十勝らしい雄大な景観に魅了されながら、エゾシカや水鳥との出会いも楽しめます。
3 札内川【さつないがわ】 全国の水質調査では常に上位にランクされる清流です。流れは全般的に浅く、岩がらみの小規模な瀬が多いのもこの川の特徴です。上札内くらいから見通しが良くなり、、徐々に川原も広がってきます。コース途中には美しい川原が多く、キャンプ地にも適しています。大正の大川橋からのんびりコースとなりますが、流れを遮る消波ブロックには注意が必要です。
4 屈足湖【くったりこ】 屈足湖は十勝川中流のダム湖ですが、自然景観のすばらしいフィールドです。春の新緑から秋の紅葉まで四季折々の変化が楽しめ、野鳥たちのさえずりが心を癒してくれます。ここはカヌー愛好者の要望で解放されたフィールドでもあり、湖岸にはカヌーを降ろすための斜面なども整備されています。
5 十勝川【とかちがわ】 新得町屈足から十勝川温泉に至るコースは、スタートから浅瀬が続き、途中の発電所からの放水で一気に水量が増えるコースです。中州をはさむ分流が多いのもここ川の特徴で、どちらに進か早めの選択が求められます。十勝の広い大地と空を体感でき、季節毎の花々も楽しめ、全体としては中級者以上のコースといえます。
6 然別湖【しかりべつこ】 然別湖は道内でも最も美しい湖のひとつとされ、霧の中に浮かび上がる原生林や水面に映るシャクナゲなど高山植物は幻想的な美しさです。特に早朝がオススメで、野鳥が飛び交う姿や水面下の魚の群れなどに出会うことができます。また、天然記念物のナキウサギの声や、深夜にはシマフクロウの声が聞こえることもある自然豊かな湖です。
7 糠平湖【ぬかびらこ】 人造湖らしくない自然の深い趣と、原生林に囲まれる遠景の美しさが印象的です。また、一帯は山岳気象の影響を受けやすいので、天候の急変には充分な注意が必要です。荒削りの山岳地帯らしく、猛禽類のワシやタカとも出会えます。
8 石狩川【いしかりがわ】 層雲峡の壮大な景色の中を流れる石狩川は、特に10月の紅葉時期が素晴らしいです。穏やかな流れと美しい景色を楽しむ初心者向きのコースと、急流のアップダウンのスリルを楽しむコースなど多彩です。誰もが楽しめる約40分のラフティング体験のフィールドです。
9 岩尾内湖【いわおないこ】 天塩川を堰止めたダム湖で、湖を横切る岩尾内大橋と自然とのコントラストが美しく映えます。山麓は男性的な景観が広がり、特に満々と水をたたえた紅葉の季節がカヌーフィールドとしても絶景です。周辺にはキャンプ場、テニスコートや貸別荘が整備され、釣りやボートなども楽しむことができます。
10 朱鞠内湖【しゅまりないこ】 北海道で最も大きな人造湖で、道立自然公園に指定されています。複雑な湖岸線を持ち、湖内に多数の島が浮かぶなど、楽しみの多いカヌーフィールドです。ただ湖水の中央部は意外に風が強く注意が必要です。湖畔のトンネルに生息するモモジロコウモリは、絶滅危惧種に指定され保護されています。
11 天塩川【てしおがわ】 ロングツーリングの大河として知られ、全国的に人気があります。ゆったりとした流れを想像しますが、障害物が川の中に隠れていたり所々に瀬も現れたりと気を抜けないコースとなっています。目を見張る美しい渓谷やサロベツ原野独特の景観は印象的で、最北のさまざまな花々に出会えます。
12 クッチャロ湖【クッチャロこ】 ラムサール条約登録湿地で、秋と春のピーク時には2万羽
ものコハクチョウが集まります。湖は一番深いところでも2~3mくらいしかなく、全体的に水深の浅いフィールドといえます。ヒオウギアヤメやセンダイハギ、ハマナスなどの花が咲き、見頃は、6月下旬から7月上旬頃までです。
13 網走湖【あばしりこ】 湖畔の呼人浦キャンプ場は、カヌーの乗り降りに便利で、呼人半島の先端までは約10分のツーリングコースです。自然の宝庫の半島に上陸し、遊歩道を散策するのが一般的なコースです。ハンノキ、ヤチダモなどの林が広がり、4月上旬にはミズバショウが一面に咲きます。またアオサギのコロニーなど、多数の水鳥を観察できます。
14 チミケップ湖【チミケップこ】 周囲7.4kmを山に囲まれ、強風に吹かれることの少ない素晴らしいロケーションです。ファミリーからベテランまで楽しめるフィールドで、湖畔には探鳥路が整備されています。のんびりと森の景色を楽しめ、バードウオッチングにも最適です。オオイチモンジやアカメイトトンボなどの珍しい昆虫にも出会えます。
15 阿寒湖【あかんこ】 マリモの生息地として有名な阿寒湖は、雄阿寒岳を望む雄大な景色が魅力です。周辺の自然は良く保全されており、エゾマツ、トドマツ、アカエゾマツなどの樹木はもとより、メアカンキンバイ、メアカンフスマなどの花々も多数みられます。秋には特に紅葉が美しく、まさに絶景です。
16 屈斜路湖【くっしゃろこ】 湖の中央に浮かぶ中島周辺の四季折々のうつろいは、湖岸の原生林とのコントラストとともに美しく映えます。特に夏から秋にかけては早朝に靄がかかり神秘的です。湖面近くにわき出す露天風呂など、野趣あふれる遊びのフィールドといえます。また、山岳気象からの天候急変もあり、充分な注意が必要です。
17 琵琶瀬川【びわせがわ】 花の湿原として知られる霧多布湿原の中心部を、縦に蛇行するのが琵琶瀬川です。海と同じ高さで、満潮と干潮とで川の流れが逆転するユニークな川です。6月下旬にはワワスゲで一面真っ白になり、7月には黄色いエゾカンゾウが咲き乱れることで知られています。また、タンチョウの産卵期である春先から6月までは、一部カヌー等は自粛となっています。
18 塘路湖【とうろこ】 塘路湖は釧路湿原で最大の湖です、早起きして、朝靄が立ちこめる湖面へとこぎ出したいフィールドです。周囲は、ミズナラなどの林が広がり、水鳥たちを水面からバードウオッチングできます。カヌーが盛んな地域らしく、ここではカヌーレンタルをやっており、事前にパドリング等をレクチャーしてくれます。
19 釧路川【くしろがわ】 西の四万十川、東の釧路川として知られるほどの有名なフィールドです。立ち枯れ巨木などの原始的な風景から湿原の秘境的な風景などへと、距離が長く多彩な変化を楽しめます。全体としてはゆったりとした流れで、初・中級者向けのコースとされます。なお、特別天然記念物のタンチョウ飛来地でもあり、細心の配慮が求められます。
20 阿寒川【あかんがわ】 阿寒湖すぐ上流域は、流れが早くて川幅も狭く、倒木だらけの上級者コースです。阿寒本町の下流あたりからは、流れもゆるやかとなり、初級・ファミリー向けとなります。全コースを通して水は美しく、特に上流の原生林は鬱蒼としてアカショウビンのさえずりが響きわたることもあります。
ラフティングガイドからのアドバイス 釧路川:ほとんど人の手が加えられていなく、自然のままの川が残されています。ゆったりキャンプを楽しみながら体験してほしい豊かなフィールドです。
カヌーガイドからのアドバイス 歴舟川:支流のヌビナイ川は、日高山脈を源流に持ち、動物の気配が濃厚で人知れず渓流を流れ、怖いほどの自然が楽しめます。

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