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■北海道の気候
北海道の気候は、温帯気候の北限と亜寒帯気候の南限に位置するとされ、冬季には、北西の冷たい季節風が吹き、夏季には、南東の季節風が温かさを運んできます。 冬の積雪は、日本海側が多く太平洋側が少ない傾向にあり、内陸の上川盆地、十勝平野で特に寒さが厳しく一日の気温変動も大きい特徴があります。 また、春は降水量が少なく大風がよく吹き、本州に相当する雨期は顕著ではありません。さらに、秋の台風の影響も少なく、秋は短く天気の変化が激しいという特徴があります。
気温
北海道の平地の年平均気温は約5℃~8℃で、内陸地域は季節の進みが早く沿岸地域は遅い傾向があります。 年間を通して、道南と道北では約2~3℃の気温差があり、8月には太平洋側西部では月平均22℃を越しますが、道東では19℃ほどにしかなりません。1月には、上川盆地、富良野盆地、名寄盆地、十勝平野、北見平野などで平均-8~-10℃となり、西部の渡島半島沿岸・胆振では-2~-3℃程度となります。
降水 北海道の年間の総降水量は、日本海側が多く次いで太平洋側、オホーツク側となっています。特に多いのは豪雪地帯でもある天塩から暑寒別、さらに後志山岳地帯で、1800㎜以上に達することがあります。また、渡島半島南部および胆振沿岸の一部は、夏の多雨地域となり、年間を通して少ないのは、北見平野で800㎜以下で、十勝北部も少ない地域となっています。
日照 冬季の日本海側は、雲天と降雪が続くため日照率約20%以下と少なく、春以降から回復する傾向にあります。 それとは逆に道東太平洋側は、冬季は好天で日照率50%以上となりますが、夏には海霧などにより日照が少なくなります。太平洋側西部はその両方の特徴をもち、オホーツク海側は、年間を通して日照率30~50%と安定しています。
風 一般に風は、冬に強く夏に弱い傾向があり、これは夏と冬の季節風の違いによるものです。 また、3~5月に風速が強くなり、春の大風として知られているのが北海道の特徴といえます。特に5~8月に寿都地方に吹く風は「寿都のダシ風」として、沿岸や山岳地域では特に注意が必要とされています。 |