北海道レッドリストについて

北海道レッドリストについて(2019年1月更新)

北海道レッドリスト(2001年)について

 道では、1994(平成6)年度に北海道版のレッドデータブックの作成作業に着手し、北海道内に生息・生育する野生生物のうち、植物、哺乳類、鳥類、両生類・爬虫類、魚類、昆虫の各分類群について、絶滅のおそれのある種等の選定を進めてきました。

 2000(平成12)年3月、レッドデータブックの完成に先立ち、昆虫以外の各分類群の種名等を「北海道レッドリスト」として公表し、ホームページに掲載しました。

 2001(平成13)年3月に北海道レッドデータブックが発行されたことに伴い、同年5月、昆虫のリストを追加した「北海道レッドリスト」を掲載しました。

北海道レッドリストの改定検討について

 生息・生育状況に関するデータや新種発見などの新たな知見が蓄積され、一部の種で種名に変更が生じるなど、希少な野生動植物を取り巻く状況が変化し、実態に合わない部分も生じてくることから、道では、2014(平成26)年度、レッドリストの改訂検討に着手しました。

 レッドリスト改訂検討を行うに当たり、「北海道希少野生動植物保護対策検討委員会」に植物、哺乳類、鳥類、両生類・爬虫類、魚類、昆虫の各専門部会を設置し、分類群ごとに詳細な検討作業を行っています。

 現在、分類群ごとに(昆虫については目ごとに)検討作業が完了したものからレッドリストを改訂し、当ホームページに掲載しています。

北海道レッドリストの活用について

 北海道レッドリストは、環境に著しい影響を及ぼすおそれのある開発行為などの事業を行う際、その事業が環境にどのような影響を及ぼすか、事前に調査、予測、評価などを行う環境影響評価(環境アセスメント)の他、「北海道生物の多様性の保全等に関する条例」に基づき、個体数が著しく減少するなど特に保護を図る必要があるものの捕獲や採取を禁止する指定希少野生動植物種の指定など、希少な野生動植物の保護を図るための基礎資料として活用されています。

カテゴリー

cc-by

page top