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最終更新日:2014年1月09日(木)


暑寒別天売焼尻国定公園


暑寒別天売焼尻国定公園
あらまし 見どころ 注意! イベント情報 お問い合わせ
暑寒別天売焼尻国定公園のあらまし

1.歴史 
 本公園は、国定公園に指定されるまでは、暑寒別道立自然公園(1962年(昭和37年)4月10日指定)及び天売焼尻道立自然公園(1964年(昭和39年)2月10日指定)にそれぞれ指定されており、これら両道立自然公園を統合し、1990年(平成2年)8月1日に全国で55番目、道内では5番目に指定された国定公園です。

2.地域 
 本公園は、北海道西部の日本海側に位置し、石狩、空知、留萌の3振興局の1市5町(石狩市、新十津川町、雨竜町、北竜町、増毛町、羽幌町)にまたがり、その面積は43,559haです。
 この公園は、暑寒別山系とその海岸部、送毛(おくりげ)、濃昼(ごきびる)地区の海岸部及び日本海に浮かぶ天売島、焼尻島の3つの地域で構成されています。

3.気候気候 
 暑寒別山系は、道内でも有数の豪雪地帯であり、日本海側多雪地帯に属します。沿岸部は、日本海型気象で冬は北西の強風により地吹雪が多発しますが、積雪量は多くありません。

4.地形・地質 
 本公園の地形は、暑寒別岳を主峰に群別岳、南暑寒岳、雄冬山、天狗岳、浜益岳、浜益御殿などが暑寒別山系を形成しています。
 また、石狩市厚田区安瀬(やそすけ)から、増毛町大別苅(おおべっかり)に至る海岸部は安瀬山、雄冬山などの山麓が100m内外の断崖となって海に落ちこみ奇岩が連続するほか、柱状節理が発達しており、壮大な景観をなしています。
 さらに、暑寒別岳と利尻島のほぼ中間に位置する天売島及び焼尻島は、約3.5kmの武蔵水道を挟んで対座しており、両島とも海成段丘が発達しています。
 また、地質は本公園全体がおおむね新第三紀中後期から第四紀にかけての地質で占められています。


暑寒別天売焼尻国定公園の見どころ
■暑寒別・雄冬地区

暑寒別山系●暑寒別山系 
 暑寒別地区は、暑寒別山系の最高峰である暑寒別岳(1,491m)、群別岳、南暑寒岳、雄冬山、天狗岳、浜益岳、浜益御殿などが形成する山岳地域であり、北海道の五大鋭峰の一つである群別岳や黄金山の特異な山容が景観にアクセントをつけています。これらの山頂部からは、日本海に浮かぶ天売島、焼尻島や積丹半島を一望することができます。さらに、暑寒別岳や群別岳の山頂部からは遠く大雪・十勝連峰や羊蹄山を展望することができます。


山小屋(暑寒別荘) 南暑寒別山頂
センターライン
注意!
採取又は損傷を規制する動植物
歩道や木道を歩きましょう
ゴミは持ち帰りましょう
野生動物にエサを与えないで
野生動物にむやみに近づかないで
生き物を捨てない・持ち込まない
火気に注意しましょう
野球やゴルフなどの球技はやめてください
無駄なアイドリングをやめましょう
日没前に森を出ましょう
山のトイレ
登山のルールとマナー
高山植物を大切に
ヒグマについて
自然公園のしくみ
スノーモビル・車等の乗り入れ規制

イベント情報
石狩市
5月第3日曜日 黄金山山開き(浜益)
9月15日 望来獅子舞(厚田)
  第4日曜日 浜益ふるさと祭り(浜益)
  23日 ふるさとあきあじ祭り(厚田)
新十津川町
1月最終日曜日 雪まつり
6月中旬土・日曜日 新十津川陶芸まつり
7月第1日曜日 ピンネシリ登山マラソン
  最終日曜日 ふるさとまつり
9月第2日曜日 味覚まつり
増毛町
5月下旬 増毛えび祭
6月中旬 暑寒別岳山開き
7月下旬 増毛港まつり
10月上旬 増毛秋味まつり
雨竜町
6月中旬 雨竜沼湿原・南暑寒岳山開き
8月下旬 雨竜暑寒フェスタ
羽幌町
7月上旬 焼尻綿羊まつり(焼尻島)
天売水産まつり(天売島)
北竜町
7月中旬~8月下旬 ひまわりまつり
お問い合わせ
北海道石狩振興局保健環境部環境生活課
  011-204-5822
北海道空知総合振興局保健環境部環境生活課
  0126-20-0043
北海道留萌振興局保健環境部環境生活課
  0164-42-8436

●雨竜沼湿原 
木道から見た雨竜沼湿原  雨竜沼湿原は、暑寒別山系・南暑寒岳の東部、群馬岳と恵岱(えたい)岳に囲まれた標高約850mの恵岱別溶岩台地上に発達した東西2km、南北1kmにわたって広がる山岳型高層湿原で、中央部をペンケペタン川が東西に蛇行して流れ、その両側に大小百数十個に及ぶ池塘(ちとう)が点在し、水面上には浮島も見られます。
 湿原には、約150種の植物が生育し、6月中旬から9月上旬までの間には、エゾカンゾウ(エゾゼンテイカ)をはじめヒオウギアヤメ、タチギボウシなど多くの花が湿原一面を鮮やかに彩ります。


上空から見た雨竜沼湿原  鳥類では、ノゴマ、ヒバリ、オオジシキなどの草原性の鳥が生息しています。昆虫類では、北海道特産種のルリイトトンボやベニヒカゲなどが確認されています。
 また、湿原には、約3.8kmの木道が整備され、植物や池塘を眺めながら一周することができ、南暑寒岳に至る歩道に展望台が整備されており、湿原を一望することができます。

  なお、雨竜沼湿原は2005年(平成17年)11月にラムサール条約に登録されました。

 
●雄冬地区

雄冬山 雄冬地区は、暑寒連山を構成する雄冬山を中心とする地域と雄冬岬やガマタ海岸を中心とする海岸地域からなります。雄冬山の山頂附近にはコケモモ、ハイマツ、ハクサンチドリ、ウメバチソウ、シナノキンバイ、イワウメや道南地方と隔離分布していることが知られているイワナシなどの高山植物が見られます。

白銀の滝 海岸地域は、天狗岳や雄冬山などの山麓斜面がそのまま海に落ち込み、高さ100m内外の海蝕崖が連続し、特に海上からの景観が見事です。雄冬岬の周辺にはウミウ、オオセグロカモメのコロニーが見られます。また、道路上からは白銀の滝や銀鱗の滝を望むことができます。

■厚田・送毛・濃昼地区

厚田海岸の夕日 浜益区毘砂別(びしゃべつ)から厚田区安瀬(やそすけ)に至る海岸部を中心とする地域で、海岸部は安瀬山などの山麓が100m内外の断崖となって海に落ち込み壮大な景観をなしています。
 札幌から日本海を北上する厚田海岸はルーラン海岸と呼ばれ断崖絶壁が続き、まっかな夕日と岩影のコントラストは旅人の心を引きつけます。

ルーラン ルーランとは「神の通る道」という意味で、「アモイの洞門」などの奇岩が連続するほか、柱状節理が発達しています。
 毘砂別市街地から約4.5kmに位置する毘砂別展望台からは暑寒別山系と標高740mの三角錐の急峻な黄金山が望め、遠く雄冬岬が紺碧の海にとけ込む眺めにはすばらしいものがあります。
 毘砂別展望台から1.5km地点にある千本ナラは樹齢約800年、幹周り8.3m、樹高18mもあり、高さ5m付近から太い幹が数十本にも分岐し、さらに枝が無数にわかれています。

■天売島・焼尻島地区
●焼尻島 ●天売島

焼尻島 焼尻島は平坦な地形で、全島が4段の段丘堆積で、構成されています。島の中央部東側にミズナラを主として、イタヤカエデ、ハリギリ、ヒロハノキハダ等の落葉広葉樹が生育しており、谷筋にはアカエゾマツを主とした針葉樹が発達しています。
オンコの荘  これらの上層林の下にイチイが高い密度で生育して第二層を成しており、特異な二段林を形成しています。また、上層林のない「オンコの荘」と呼ばれる地区のイチイは大陸から吹く強い風の影響で樹高が伸びず、枝が左右に生長した特異な景観を呈しています。これらの自然林は「焼尻の自然林」として1983年(昭和58年)国の天然記念物に指定されています。

天売島 島の大半がササ草原となっており、エゾアザミ、エゾカンゾウ、エゾスカシユリ、ヤナギラン、オオバナノエンレイソウ、ハマナス、ノリウツギなどの大小の草木灌木が季節により色とりどりの花を咲かせます。
 天売島は、我が国有数の海鳥繁殖地であり、国の天然記念物に指定されているほか、国指定鳥獣保護区になっています。3月から8月にかけて、多数の海鳥が飛来し、大規模なコロニーを形成します。 特に西海岸の海蝕崖地域ではその密度が高く、ウミネコは草の生えた斜面、ウミガラスやウミウは岩棚、ケイマフリは岩礁の岩のすき間、ウトウは崖上部の地面に穴を掘るなど、環境ごとに棲み分けを行っています。

赤岩 水鳥繁殖地

雨竜沼湿原の花ごよみ

マシケオトギリ ミツガシワ
ネムロコウホネ サワギキョウ
 
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