富良野芦別道立自然公園
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  矢印 夕張岳 崕山  
動物
富良野芦別道立自然公園のあらまし

1.地域 
 本公園は、北海道中央部にある夕張岳、鉢盛岳、芦別岳、布部岳の夕張山系を中心とし、桂沢湖・シューパロ湖などを含めた一帯からなり、非火山性の山岳景観、特異な地質と高山植物、優れた湖沼景観を有する山岳地帯を主体とした公園です。
 1955年(昭和30年)に道立公園に指定され、1958年(昭和33年)の北海道立自然公園条例施行により道立自然公園となりました。
 総面積は35,756haで、その区域は夕張市、芦別市、三笠市、富良野市、南富良野町の4市1町にわたり、クマゲラなどの貴重な野生生物が生息しているほか、日本を代表する特有の高山植物や、ヤマザクラ・ツツジ等の花が色鮮やかに美しい彩りを添えています。

2.地形 
 本公園の地形は、新しい火山を全く含んでいない古生層の険しい山岳地帯であり、中心部をつくる夕張山系として、北から順に野花南岳、北の峰、富良野西岳、松頼山、布部岳、雲峰山、半面山、芦別岳、幾春別岳、鉢盛山、吉凶岳、夕張岳、屏風岳などの山々が連なります。
 なかでも南端に位置する標高1,668mの夕張岳は高山植物が豊富な花の名山で、特異な高山植物があることで古くから知られており、頂上からは大雪山、十勝岳連峰、日高山脈や札幌近郊の山々まで望む事ができます。
 山麓にはトナシベツ、ユーフレなどの渓谷や、野花南湖、桂沢湖、シューパロ湖などがあり、美しい湖沼風景をつくりだしています。

3.自然の特徴 
 本公園の大半は国有林で、その植生は他の山岳地域とは異なった地質構造のため特異なものとなっています。温帯北部の天然林があり、標高800~900mまでは針広混交林で、エゾマツ、トドマツ、ミズナラなど、比較的広葉樹が多いのですが、それ以上はダケカンバが多くなり、標高1,000m以上ではタカネナナカマドなどを交え、やがてハイマツが現れてきます。

富良野芦別道立自然公園の自然
夕張岳

●地形・地質 
夕張岳 夕張岳は、中生代白亜紀末から新生代第三紀(約1億年から約1千万年前)にかけての大規模な造山運動によって、海底が盛り上がり夕張山地が生まれ、地殻の下のマントルが地殻に筋状の裂け目を作ってはみ出した結果出来たと言われています。
 この時マントルに水が加わり上昇し出来たのが『蛇紋岩』という超塩基性(アルカリ性)の岩石で、一帯は日本最大の分布地帯になっています。蛇紋岩は柔らかな岩石であるため、雨風による浸食作用で平原ができ、その平原に硬い変成岩のガマ岩や釣鐘岩、男岩、夕張岳本峰が突き出して残ったノッカー(突起物)地形となっています。1,501mの前岳は、枕状溶岩で急な地形を作り、その奥には夕張岳本峰がどっしりとそびえています。本峰は屋根型の特徴ある山容で標高1,668mの頂上からは大雪山、十勝岳連峰、日高山脈や札幌近郊の山々まで望む事ができます。


●高山植物の特徴 
 夕張岳では、ユウバリコザクラ、ユウバリソウなど夕張岳固有の高山植物や、シソバキスミレなど特異なものを見ることできます。開花期には様々な蝶も群棲し、森林に富んでいるため、エゾリス、シマリスなどが棲んでいるほか、ナキウサギやクマゲラも見ることができます。
 また、夕張岳一帯は超塩基性の『蛇紋岩』の分布地帯となっています。この特殊な地質が夕張岳の固有植物を数多く育み、その他の高山植物が分布することで、他にはない程の多種多様な花々を見ることができる"花の名山"として知られ、貴重な高山植物の宝庫となっています。
 1996年(平成8年)には、「夕張岳の高山植物群落及び蛇紋岩メランジュ帯」として、国の天然記念物に指定されています。

センターライン
注意
●採取又は損傷を規制する動植物
●歩道や木道を歩きましょう
●ゴミは持ち帰りましょう
●野生動物にエサを与えないで
●野生動物にむやみに近づかないで
●生き物を捨てない・持ち込まない
●火気に注意しましょう
●野球やゴルフなどの球技はやめてください
●無駄なアイドリングをやめましょう
●日没前に森を出ましょう
●山のトイレ
●登山のルールとマナー
●高山植物を大切に
●ヒグマについて
●自然公園のしくみ
●スノーモビル・車等の乗入れ規制

 


イベント
富良野市
2月上旬 ふらのスキーまつり
3月第2日曜日 麓郷ラングラウフ(歩くスキー)
5月中旬 やまべさくらまつり
7月中旬 北海イカダ下りin空知川
  28~29日 北海へそ祭り
9月中旬 ふらのワイン・ぶどう祭り
夕張市
7月下旬 ゆうばり高原ジョギング大会
8月中旬 ゆうばり夏まつり
芦別市
7月上~中旬 花しょうぶ祭り
  第3金~日曜 星の降る里・芦別健夏
8月第1土曜 キャンドルアート
10月中旬 星の降る里芦別映画学校
南富良野町
2月中旬 かなやま湖畔ジュニアジャイ      
 アントスラローム競技大会
7月最終日曜 かなやま湖湖水まつり
9月上旬 国体メモリアルコンペティ            
 ションカヌー競技会
11月中旬 ジュニアカーリング選手権
 大会
三笠市
5月中旬 みかさ梅まつり
10月中旬 みかさ桂沢紅葉まつり
お問い合わせ
北海道上川総合振興局 保健環境部
    環境生活課  TEL 0166-46-5922
北海道空知総合振興局 保健環境部
    環境生活課  TEL 0126-20-0043
●夕張岳を代表する高山植物

ユウバリコザクラ
ユウバリコザクラ
(ユウパリコザクラ)

夕張岳を代表する固有種。葉の裏には白色の粉状物を付けています。開花時期は6月中旬から8月下旬。

シソバキスミレ
シソバキスミレ

葉の表面がシソのように紫色を帯びているのが名前の由来です。夕張岳固有の蛇紋岩植物で、開花時期は7月上旬から8月上旬。

ユウバリリンドウ
ユウパリリンドウ

夕張岳の蛇紋岩地帯と崕山に生息し、筒状で5つにわかれた淡い赤紫色の美しい花を咲かせます。開花時期は7月下旬から8月中旬。

ユウバリソウ
ユウバリソウ

ウルップソウの変種で、夕張岳の固有種。蛇紋岩、石礫地を好んで生育します。 花は白色で、やや青みがあり、開花時期は6月中旬から下旬。

ユウバリミセバヤ

ユウパリミセバヤ

夕張岳山麓の岩場で比較的最近見つかった種類。岩場に根を張り、葉は多肉で白みを帯びています。開花時期は8月中旬から下旬。

ユウバリツガザクラ

ユウパリツガザクラ

常緑の小灌木で釣鐘状の花をつけます。花冠は偏平壷形、淡い赤紫色、外面にはまばらに繊毛があります。開花時期は8月上旬から中旬。


崕山

●地域 
 芦別岳の北西に位置する標高1,066mの崕 山(きりぎしやま)は、蝦夷層群と呼ばれる砂岩や頁岩の地層(中生代白亜紀)の中に挟まれた石灰岩が露出した山です。
 ほぼ南北に2km、標高差400mにわたり石灰岩が風雨に浸食されてできたノコギリ型の岩峰が露出しており、日本でも少ないその独特の景観を呈しています。
 また、この石灰岩は巻貝、珊瑚などの生物の遺骸が集まり出来た石で、よく観察するとそれらの化石を見ることができます。石の主成分は炭酸カルシウムで、それ以外の成分が殆ど無いことから、石が風化してできた土壌もカルシウムに富む特殊な土壌となり、崕山の貴重な高山植物を育んでいます。

 

●自然 
 石灰岩質土壌を好んで生育する石灰岩植物や、オオヒラウスユキソウ、キバナノアツモリソウなどの希少種等、349種の貴重な高山植物が生育しています。
 しかし近年は、盗掘や登山者の踏み付けなどこれら高山植物等への被害が深刻化し、絶滅の危機にある希少種を守るため、1999年(平成11年)から継続して入山制限の措置がとられています。
 また、年に数回学習登山が行われるなど、高山植物の絶滅を防ぎ、自然環境を守るための徹底した取り組みが行われています。

公園内の動物たち

●エゾライチョウ 
 低地の広葉樹や針葉樹の暗い森林を好んで生息し、体はハトよりも大きく、頭に少し長い羽根があります。あまり長い距離は飛ばず、初夏には林道上でかわいいヒナをつれて歩いているのを見かけることもできます。

●エゾモモンガ 
エゾモモンガ 体重約100~150gのリス科の小動物で、本州、四国及び九州に生息するモモンガに比べやや小形です。夜行性で、大きな目で夜でもよく見ることできます。四肢と体側の間の飛膜を使い、滑空して樹間を移動します。

●ヒグマ 
ヒグマ 体色は黒または赤褐色で、雑食性で、体重は150~300kg程度になります。春~夏は活動期で、充分な養分を体に貯め込んで、根雪の直前に木の根元の穴や岩穴等に冬ごもりします。 →ヒグマについて

 

●ナキウサギ 
 小鳥のような高い声でピッ、ピッと鳴くのが特徴。夏の間に草・小枝・低木の葉などの食料を集め岩の下に大量に蓄え、冬は冬眠せず、岩のすきまで過ごします。


エソシカ●エゾシカ 
 日本に分布するシカのなかでは最も大型で、オスだけが角をもち、大きなものでは80cmにもなります。 草類を主食とし、ササ類、樹木の種子、樹皮などを食べます。


●シマリス
 背中に5本の太い筋があるのが特徴で、日本では北海道のみに分布し、地中にいくつもの部屋をもった巣穴を作って暮らし、冬はここで冬眠します。

富良野芦別道立自然公園の見どころ
■富良野市 ■夕張市 ■芦別市
■南富良野町 ■三笠市

十梨別渓谷
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 金山市街地から空知川支流の十梨別川へ8km程で壮観な渓谷が開け、秋の見事に彩られた紅葉は訪れる人々に深い感銘を与えています。
 

朝日ヶ丘公園
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 眼下に空知川の清流と富良野市街を望み、十勝岳連峰、北の峰、芦別岳の美しい山容が眺められます。公園内には、「新四国八十八ケ所」があり、八十八体の石仏が安置されています。
また、桜の名所としても知られており、その数は3千本を越え1950年(昭和25年)には日本百景の一つに選ばれています。
ハイランドふらの
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 富良野市で最大面積を誇るラベンダー畑を有する森の中にあり、一面に広がる紫色の絨毯とラベンダーの香りは、訪れる人々を魅了しています。
富良野スキー場
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 ワールドカップを幾度も開催し、感動のドラマを生んだ富良野スキー場。北の峰ゴンドラ、富良野ゴンドラ、二つのゲレンデで良質の雪とダイナミックなコースをお楽しみください。
麓郷の森
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 テレビドラマ「北の国から」のロケ地となったところで、主人公一家が住んだ黒板五郎の丸太小屋を中心に、森の写真館、森の喫茶室などが点在する自然あふれる森です。
 
崕山(きりぎしやま)
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 芦別岳の北西にたたずみ、恐竜の背中のような独特な山容をした高山植物の豊かな山。現在は自然環境保護のため入山制限中となっています。
夕張岳
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 夕張山地の南端に位置する、標高1,668mの山。日本でも有数の高山植物の宝庫で、シーズンには全国から多くの登山者が訪れ、その頂上からは札幌近郊の山々まで望むこともできます。
シューパロ湖
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 夕張岳の姿を映して広がる、湖水面積4.75km2の人造湖。湖面を横切る長さ381mの三弦橋がシンボルで、釣りマニアには、ワカサギ、ニジマスの釣り場としても知られています。
旭ヶ丘公園
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 桜の名所として親しまれ、市内を一望でき四季を通じてバードウオッチングが楽しめ、空知管内唯一のサル山(ニホンザル)施設があります。
 他に動物(ウサギ、モルモット)とのふれあいも出来ます。
上金剛山展望台
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 道道野花南芦別線上金剛山入口から約1.2km。標高は314mあり、芦別市街はもちろん晴れた日には芦別岳までも展望できます。
キャンプ場
山部自然公園「太陽の里」
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 キャンプ場として1,000人の収容が可能で、パークゴルフ場の設備も整っており、その他に園内にある「ふれあいの家」には、談話室兼食堂・研修室・野鳥等の展示ホールが配置されています。

(問合せ) ふれあいの家・富良野市山部
(電 話) 0167-42-3445
(開放期間) GW~10月 11:00~21:00
(第2・4月曜日休。7月4週~8月2週は無休)

 

大草原キャンプ場
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 27haもある広大な土地の中にあり、大自然を満喫できます。

(問合せ) 夕張市丁未
(電 話) 0123-52-0044
(開放期間) 5~10月
 
滝里湖オートキャンプ場
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 滝里湖畔にあり、美しい景観や絶好のロケーションが魅力。

(問合せ) 清里ダム資料館・芦別市清里町288番地
(電 話) 0124-27-3939
(開放期間) 6~10月

桂沢国設キャンプ場
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 道立自然公園桂沢湖畔にある、森と湖に囲まれた静かなキャンプ場。

(問合せ) 三笠市桂沢湖畔
(電 話) 01267-6-7417
(開放期間) 6~10月

かなやま湖キャンプ場
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 管理棟や清潔なトイレなど設備も行き届いた湖畔のアウトドア・スポット。

(問合せ) 管理事務所・南富良野町字東鹿越
(電 話) 0167-52-3132
(開放期間) 4月下旬~9月末
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