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●地域 芦別岳の北西に位置する標高1,066mの崕 山(きりぎしやま)は、蝦夷層群と呼ばれる砂岩や頁岩の地層(中生代白亜紀)の中に挟まれた石灰岩が露出した山です。 ほぼ南北に2km、標高差400mにわたり石灰岩が風雨に浸食されてできたノコギリ型の岩峰が露出しており、日本でも少ないその独特の景観を呈しています。 また、この石灰岩は巻貝、珊瑚などの生物の遺骸が集まり出来た石で、よく観察するとそれらの化石を見ることができます。石の主成分は炭酸カルシウムで、それ以外の成分が殆ど無いことから、石が風化してできた土壌もカルシウムに富む特殊な土壌となり、崕山の貴重な高山植物を育んでいます。 |
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●自然 石灰岩質土壌を好んで生育する石灰岩植物や、オオヒラウスユキソウ、キバナノアツモリソウなどの希少種等、349種の貴重な高山植物が生育しています。 しかし近年は、盗掘や登山者の踏み付けなどこれら高山植物等への被害が深刻化し、絶滅の危機にある希少種を守るため、1999年(平成11年)から継続して入山制限の措置がとられています。 また、年に数回学習登山が行われるなど、高山植物の絶滅を防ぎ、自然環境を守るための徹底した取り組みが行われています。 |