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最終更新日:2019年2月19日(火)


円卓会議概要18


 

北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議(第18回)

◆◇◆   開催結果概要   ◆◇◆

                                   

1 日 時   平成22年2月16日(火)13:30~15:50

2 場 所   PCB処理情報センター(室蘭市御崎町1丁目9番地)

3 出席者   監視円卓会議委員、日本環境安全事業㈱、登別市、道、室蘭市

               報道:朝日新聞、北海道新聞、室蘭民報社、読売新聞        

               傍聴:17名

 

4 内容

(1)第17回監視円卓会議議事録について

(2)施設立入結果について

(3)緊急事態等発生時における対応について

(4)北海道事業の進捗状況等について

(5)その他

 

5 議事概要

(1)第17回監視円卓会議議事録について

   監視円卓会議として承認。

 

(2)施設立入結果について

   会議に先だって、監視円卓会議設置要領に基づき、今年度発生したトラブル事象の

発生箇所を中心に、施設立入を実施。

 委員の感想等は次のとおり。

 

・ PCBを外に出さない仕組みが徹底されていた。トランスの解体など、大変な仕事をしている。これからも安全な運転を行ってほしい。

 

・ 作業員の挨拶は清々しく感じた。処理は手作業が多く、難しい解体を行っていた。現在の設備管理はまだ初期段階であり、安定化に向けて努力していただきたい。

 

・ 処理工程が非常に複雑。複雑になればなるほどトラブルが起きるのではないか。作業員は大変であり、目が行き届かないところもあると思うので、いささか不安が増えた。

 

・ 新規入場者教育は非常に入念にやられていると感じた。3S(整理・整頓・清掃)の管理は徹底されているが、それにしては想像以上に不具合が多い。

各作業場のテーブルに手順書がなかったので、連絡体制図などとともに揃えておくべき

 

・ 施設内はきれいだった。大変な装置だと思ったが、これまでの不具合やトラブルとの関係は分かりにくかった。

 

・ 注意事項などがドアの一つ一つに貼ってあった。事故は慣れから起こるので、それに対応していると感じた。

 

(委員長) 委員の方が作業員と同じ目線で見るのはいいこと。また機会があれば実施していただきたい。

 

 

(3)緊急事態等発生時における対応について

 

  ①連絡・公表区分に該当しない不具合事象等について資料2-1)【JESCO】

・ 連絡・公表の新たな取扱いができるまでの措置として、連絡・公表区分のトラブル事象に該当しない不具合事象等について、定期的に道・市に連絡するとともに、PCB処理情報センターにおいて資料を供覧。

       不具合事象と不具合事象未満の2段階のレベルに分けて報告。

②トラブル・不具合事象等の点検結果について(資料2-2)【JESCO】

・ 12月に報道された、PCB廃棄物処理施設における300件超のトラブル・不具合事象等に関する内部文書について、点検結果を報告。

・ 総件数313件のうち、トラブルは8件(うち労働災害3件)、トラブルに該当しないものが305件。

・ 313件のうち、PCB等法令で定める有害な物質及び危険物の漏洩に関するものは34件、うち5件がトラブルに該当。

北海道PCB廃棄物処理事業に関する通報連絡・公表の取扱い(案)(資料2-3、2-4)【道・市・JESCO】

・ トラブル等の通報連絡・公表の新たな取扱いについては、道・市・JESCOの三者によリ定める。

・ 通報連絡・公表の対象となる事象について、緊急性・重大性により区分Ⅰ~Ⅳまで別表において整理。通報連絡・公表の手段等についても明記。

・ 本日の会議での意見を踏まえて再度三者で協議し、できるだけ早い時期に決定し、運用開始予定。

 

 

 質問(委員)

  不具合事象はほとんどが操業への影響なしと記載されているが、原因究明はきちんとされているのか部品交換して終結した場合でも、新たな問題に結び付くことがあるので、部品交換の頻度の見極めなど、災害防止に向けて注意深く対応していただきたい。

回答(JESCO)

   資料は、起きた事象に対する処置状況を書いている。対応は個別にとっており、事象によっては詳細な調査を実施している

 

意見(委員)

   公表基準(案)の区分Ⅰに「PCB等法令で定める有害な物質の施設外へ流出・排出」とあり、備考にPCB濃度0.1mg/m3Nを超える排ガスとあるが、排ガスのモニタリングにおいて、ダイオキシン類の濃度が高い結果が出た原因が不明の現状では、この数値設定で十分かという不安があるが、どうか。

 回答(北海道)

   協定においては、0.1mg/m3Nの10分の1にあたる0.01mg/m3Nを、排出管理目標値として定めており、十分に安全な数値と考えている。

 

意見(委員)

通報連絡・公表の取扱い(案)に円卓会議についての記載がないが、委員の位置づけをきちんとすべき。

 回答(北海道)

  今回の取扱いは、道・市・JESCOの三者の取扱いを定めるもの連絡を受けた段階で、委員の皆さまにもお知らせすることとしており、別表などに記載をすることなど検討したい

 

 質問(委員)

不具合事象等の公表を当面の間と説明していたが、なぜ当面の間なのか

 回答(JESCO)

   不具合事象等はこれからも整理する。当面の間と説明したが、いつまでとは考えておらず皆様の意見を踏まえたい

 

 質問(副委員長)

区分案に発生場所の管理区域レベルについて記載はないが、どのように考えているか。一般的にはレベル3の方が危険度が高く感じるのでは。

回答(JESCO)

レベル3は、オイルパンなどの安全対策が十分なされており、油漏れなどはレベル1や2の方がリスクは高い。今回は、レベルに関係なく、共通のものとして作成した

 

意見(委員)

公表について、「情報公開条例等において非開示とすることが妥当と判断される事項については、公表時に配慮する」とされているが、どのようなことか。削除してよいのでは。

回答(北海道)

作業員の氏名など、個人情報を想定している

 

 質問(委員)

除外規定で「少量のもの(広がりが0.25m2以下)」があるが、この根拠は

 回答(JESCO)

50cm角のオイルマット一枚でふき取ることができるもので、速やかに対処できるとの考え方による。

 

 

 

 (3)緊急事態等発生時における対応について【JESCO

 

④排出管理目標値超過のおそれに関する調査結果について(中間報告)(資料3)

・ 排気の測定結果におけるダイオキシン類の構成比を見ると、ほとんどコプラナPCBで構成されているが、ダイオキシン類の数値が高かった9月の道の測定結果では、ジオキシンやジベンゾフランの比率が高くなっている。

・ 1月22日に、9月の排気測定時の作業状況を再現し、JESCOと道でPCB及びダイオキシン類についての調査を実施、現在分析中。

 

 

 


意見(委員)

活性炭を測定すれば、吸着されているものの状況が把握できる是非行うべき

 

質問(副委員長)

処理対象物がコプラナPCB以外のダイオキシン類に汚染されていた場合、活性炭を抜けることはあるのか。あれば今後は処理対象物の測定が必要になる。

回答(JESCO)

  処理対象物のほこりなどは取り除いており、ダイオキシン類が仮に含まれていても活性炭などでとれると考えているが、今後調査の中で検討していきたい

 

意見(委員長)

活性炭にジオキシンやジベンゾフランが吸着しているかどうかを把握する必要があるので、是非、活性炭を測定していただきたい。

また、次回クロスチェックを行う場合は、3者で測る方針をとっていただきたい。

今回は途中経過だが、通報連絡・公表の取扱いの区分設定にも関係するので、できるだけ早く結論を出すこと。仮にダイオキシン類が処理対象物に含まれることがあれば、操業現場の改善を考える必要もある。

 

 

 

(4)北海道事業の進捗状況等について【①~③:JESCO、④⑤:道】

  ①国内の処理状況について報告。(資料4)

       北九州事業の第2期施設のプラズマ溶融分解設備は、運転再開後、順調に稼働中。

       北海道増設事業については、事業の再構築について、関係機関と引き続き協議中。

  ②北海道事業の進捗状況について報告。(資料5-1、2)

  ・ 1月30日現在の処理状況は、登録台数に対する処理台数の割合では、トランス類が約10%、コンデンサ類が約12%。

③トラブル事象等について報告。(資料6)

・ 前回の会議以降、区分Ⅳのトラブルが2件発生。

④環境モニタリング測定結果について報告(資料7)

       すべて項目において環境基準値、排出管理目標値等を下回っている。

⑤北海道事業所に対する立入検査実施状況について報告。(資料8)

 

(5)その他

・ 次回開催は5月を予定。【道】

 

 

 意見(委員)

   使い始めて1年や2年であちこち傷んでトラブルになるというのは、きちんとしたメーカーのものを使っているのか疑問である

 

質問(委員

   故障について、メーカーとどんな交渉をしているのか

回答(JESCO)

メーカーの責任で原因究明している。互いに協力して根本的な対策をとることとしている

意見(委員長

  今後も改良はされていくので、いろいろなことを考えて水平展開をしていただきたい

 

 

質問(委員

  周辺地域環境のモニタリングにおけるダイオキシン類の測定結果にいてコプラナPCB、ジオキシン、ジベンゾフランの構成比はどうなっているのか。コプラナPCBの種類も知りたい。

回答(北海道

  手元に詳細データがないので、確認して次回報告する

意見(委員長

  毒性等量に換算する前の濃度値を示せば、環境中と排ガス中のダイオキシン類の構成比が比較ができるので、そのように示していただきたい

  

 

 

【配付資料】

会議次第
出席者名簿

資料1 北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議(第17回)議事録
資料2-1 連絡・公表区分に該当しない不具合事象等について
資料2-2

トラブル・不具合事象等の点検結果について
      別表1 運転会社が作成したトラブル報告書





      別表2 JESCOが整理した一覧表
      別表3 JESCOが整理した漏洩事象一覧表

資料2-3

北海道PCB廃棄物処理事業に関する通報連絡・公表の取扱い(案)               

資料2-4 通報連絡に係る漏洩事象の区分例
資料3 排出管理目標値超過のおそれに関する調査結果について(中間報告)
資料4 日本環境安全事業㈱におけるPCB廃棄物処理事業の現況
資料5-1 北海道事業の進捗状況
資料5-2 稼働状況
資料6 トラブル事象等について
資料7 平成21年度北海道PCB廃棄物処理事業に係る環境モニタリング測定結果
資料8 日本環境安全事業㈱北海道事業所に対する立入検査実施状況
参考資料1 北海道事業だよりNo.7
参考資料2 JESCO北海道事業所ISO14001ニュース NO.2