小型家電リサイクル

小型家電リサイクル

 携帯電話やデジタルカメラなどの小型家電には、鉄やアルミニウムなどのほか、金や銅などの有用金属、鉛などの有害な金属、レアメタルといわれる希少な金属などが含まれていますが、使用済となった小型家電は、その相当部分が一般廃棄物として市町村により処分されており、鉄やアルミニウムなどの一部の金属だけが回収され、金や銅などの金属は、大部分が埋立処分されています。

 このため、廃棄物の最終処分量の削減、有害物質の適正処理による環境管理の改善、資源採掘時の環境負荷低減及び資源確保の観点から、使用済小型家電の再資源化を促進するため、平成25年4月1日から「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)」が施行され、使用済小型家電の回収・リサイクルが始まりました。

 この制度は、消費者が日常生活において使用する小型家電のうち、効率的な収集運搬が可能で、再資源化が特に必要なものを対象としており、回収を行う市町村が、地域の特性に合わせて品目や方法を選択することができます。

 関係者が協力して、回収方法やリサイクルの実施方法を工夫しながら、それぞれの実情に合わせた形で行うもので、体制の整備ができた市町村から、順次回収が始まっています。

小型家電リサイクルの概要について

道内の市町村の取組状況

市町村の状況
取組状況/調査時点H30.6R1.7R2.4
実施中164
(93.7%)
147
(91.3%)
154
(88.0%)
実施に向けて調整中2
(1.1%)
1
(0.6%)
1
(0.6%)
未定5
(2.9%)
4
(2.5%)
8
(4.5%)
実施予定なし4
(2.3%)
9
(5.6%)
12
(6.9%)

道内の市町村における小型家電リサイクルの回収方法

回収方法
区分回答市町村数
ボックス回収104
ステーション回収15
ピックアップ回収32
集団回収・市民参加型回収3
イベント回収19
清掃工場等への持込38
戸別訪問回収5

(R2.4.1時点で実施中または実施予定の回収方法。複数選択あり)

北海道地域を対象にしている国の認定事業者

認定事業者
対象地域認定年月日認定事業者
北海道H25.6.28(株)マテック(帯広市)
北海道H26.2.28JX金属苫小牧ケミカル(株)(苫小牧市)
北海道H26.8.29(株)鈴木商会(札幌市)
北海道H27.1.26(株)クロダリサイクル(函館市)
複数都道府県H25.6.28(株)リーテム(東京都)
複数都道府県H25.8.9リバーホールディングス(株)(東京都)
複数都道府県H26.1.23リネットジャパン(株)(愛知県)
複数都道府県H26.8.29(株)イー・アール・ジャパン(広島県)
複数都道府県H29.9.22東金属 (株)(群馬県)
複数都道府県H30.3.5(株)ブロードリンク (東京都)

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