北の縄文 - 遺跡紹介:キウス周堤墓群

 

 

北の縄文 - 遺跡紹介:キウス周堤墓群


 

00_null.gif
scbtn01_of.gif scbtn02_of.gif scbtn03_on.gif scbtn04_of.gif scbtn05_of.gif    
00_null.gif
00_null.gif
 
sc_k.gif
00_null.gif
tit_remin1.gif
 
sc_k01.gif
lo_kiusu.gif
sc_k02.gif

kw_kiusu.gif
 
00_null.gif
■遺跡の概要
sc_k01.gif
 
千歳市キウス 周堤墓 ( しゅうていぼ ) 群は、千歳市の中心から東方9km、石狩低地帯を望む 馬追(まおい( 丘陵南西麓のゆるやかな斜面に立地します。墓は円形の巨大な竪穴を掘り、土を周囲に積み上げ環状に土手を築いたもので、現在、国史跡のキウス周堤墓群とその周辺には24基の墓が見つかっています。近年の調査の結果、これらは縄文後期の集団墓地であることが明らかになりました。近くのキウス4遺跡からは9基の 周堤墓が発見されましたが、ここからは 盛土遺構 ( もりどいこう ) 竪穴住居、貯蔵穴なども発見されています。
kiusu_zenkei.jpg
▲第1号周堤墓の全景
kiusu_mokei.jpg
▲キウス4遺跡の全体模型
 
■特徴的な遺構
sc_k01.gif
 
史跡キウス周堤墓群の7基の墓のうち最大のものは直径が75mにも達します。土手の上から竪穴の床までの深さは5.4m、最も小さな墓の直径は20mです。恵庭市他の 遺跡の発掘例から、周提の中にはたくさんのお墓がつくられていることがわかっています。墓には、ベニガラがふりまかれ、多くは立派な石棒などが副葬されています。
kiusu_bohyou.jpg
▲墓標のある墓
kiusu_morido.jpg
▲盛土遺構
 
■主な遺物
sc_k01.gif
 
kiusu_syutudojotai.jpg
▲土器の出土状態
キウス4遺跡6号周堤墓から出土した縄文後期の土器です。
kiusu_saishi.jpg
▲祭祀道具
キウス4遺跡の盛土遺構から出土したさまざまな形の祭祀道具です。
 
他の遺跡を見る
 

カテゴリー

cc-by

page top