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千歳市キウス 周堤墓 群は、千歳市の中心から東方9km、石狩低地帯を望む 馬追 丘陵南西麓のゆるやかな斜面に立地します。墓は円形の巨大な竪穴を掘り、土を周囲に積み上げ環状に土手を築いたもので、現在、国史跡のキウス周堤墓群とその周辺には24基の墓が見つかっています。近年の調査の結果、これらは縄文後期の集団墓地であることが明らかになりました。近くのキウス4遺跡からは9基の 周堤墓が発見されましたが、ここからは 盛土遺構 や竪穴住居、貯蔵穴なども発見されています。 |
▲第1号周堤墓の全景 |
▲キウス4遺跡の全体模型 |
史跡キウス周堤墓群の7基の墓のうち最大のものは直径が75mにも達します。土手の上から竪穴の床までの深さは5.4m、最も小さな墓の直径は20mです。恵庭市他の 遺跡の発掘例から、周提の中にはたくさんのお墓がつくられていることがわかっています。墓には、ベニガラがふりまかれ、多くは立派な石棒などが副葬されています。 |
▲墓標のある墓 |
▲盛土遺構 |
▲土器の出土状態 |
キウス4遺跡6号周堤墓から出土した縄文後期の土器です。 |
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▲祭祀道具 |
キウス4遺跡の盛土遺構から出土したさまざまな形の祭祀道具です。 |
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