北の縄文(斜里朱円周堤墓(斜里町))

 

 

北の縄文(斜里朱円周堤墓(斜里町))


 

 

scbtn01_of.gif scbtn02_of.gif scbtn03_on.gif scbtn04_of.gif scbtn05_of.gif    
00_null.gif
00_null.gif
 
sc_k.gif
00_null.gif
tit_remin1.gif
 
sc_k01.gif
title-p.gif
sc_k02.gif

cap-k.gif
 
00_null.gif
■遺跡の概要
sc_k02.gif
 
01g.jpg
▲全景
 斜里町の南東約6kmの標高16mの緩やかな斜面上にあります。周堤墓とは大型の竪穴を掘り、周囲に土を円形に積み上げた集団墓地で、ほかに千歳市キウス周堤墓群や恵庭市柏木B遺跡などがあります。この朱円周堤墓では内側に石積み墳墓がつくられていました。
 
■特徴的な遺構
sc_k02.gif
 
03h.jpg
▲A号土籬
 朱円周堤墓は2基が隣接しており、それぞれ直径28mと32mの円形の土堤をめぐらしています。内側には石積みの墓があります。前者には20基以上の墓が、後者には中央に大きな1基の墓がありました。
04l.jpg
▲B号土籬第1号
 
■主な遺物
sc_k02.gif
 
05a.jpg
▲土器とヒスイ玉
 直径32mの周堤墓の中央にあった石積み墓の中からは、縄文時代後期末の栗沢式土器と土版、土製円環、石棒、ヒスイ製を含む玉類、サメ歯、炭化した布片、漆製の破片や人骨と歯などが出土しています。これらの遺物は北海道指定文化財となっています。
 
←他の遺跡を見る
 

カテゴリー

cc-by

page top