北の縄文(岩内東山円筒文化遺跡(岩内町))

 

 

北の縄文(岩内東山円筒文化遺跡(岩内町))


 

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■遺跡の概要
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▲発掘調査の様子
 岩内町東山円筒文化遺跡は、岩内市街を見下ろす標高27mの高台にあります。縄文時代前~中期の東北地方に中心をもつ円筒土器文化が日本海を北上する際の拠点となった遺跡です。1956・57年と2001~03年に発掘され多くの住居跡や貯蔵穴を転用した墓が確認され、大量の円筒土器、各種石器が出土しました。
 
■特徴的な遺構
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 近年の発掘でも29軒の円筒文化期の住居跡、理科の実験に用いるフラスコの形に似たフラスコ状ピットと呼ばれる貯蔵穴が24基みつかりました。なかの一つには、土器と砥石が入ったものもありました。また、土器や石器の使い終ったものを大量に捨てた捨場遺構あるいは盛土遺構とも言えるものがあります。
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▲フラスコ状ピット出土の土器、砥石
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▲住居跡
 
■主な遺物
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 縄文時代前期の円筒下層式土器、中期の円筒上層式土器が大量に出土しています。石器は石鏃、石槍、石小刀、北海道式石冠などの他に新潟県糸魚川地方原産と考えられるヒスイの大珠もあります。これらの遺物は北海道指定有形文化財となっています。
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▲円筒上層式土器▲
 
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