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最終更新日:2016年2月03日(水)


道内各所パネル展


 ◆縄文からのメッセージを世界へ―縄文世界遺産推進室◆

◆「北の縄文・パネル展 2010オホーツク を開催

 

 北海道と北海道教育委員会では「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」についての情報を発信し、世界文化遺産登録推進の取組みに理解を深めていただくため、平成21年・22年10月に北海道庁(札幌市)においてパネル展を実施したところですが、同様の趣旨でさきごろオホーツク合同庁舎(網走市)を会場として展示会を開催いたしました。寒さも次第に募る中、御来場いただきました皆様とパネル展の開催に御協力いただきました各位に厚くお礼申し上げます。

合同庁舎2階から見た会場の模様

合同庁舎2階から見た会場の模様

 

◆日時・会場・来場者

 当パネル展は北海道オホーツク合同庁舎(網走市北7条西3丁目)1階の「道民ホール」を会場として、平成22年11月30日(火)から12月9日(木)までの各開庁時間(9時から17時30分まで)、土・日曜を除く延べ8日間開催しました。

 会場に職員が常駐できなかったため正確な来場者数は記録しておりませんが、会場に用意した配布資料の持ち去り数などから少なくとも300名程度の方に御覧いただいたものと考えております。来場者アンケート用紙に記入いただいた延べ41名の方々の性別・年齢・住所は次のような構成でした。

10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代

男性

 

1人

1人

6人

7人

8人

7人

 

30人

女性

1人

 

 

2人

2人

1人

1人

1人

8人

記入なし

 

 

 

 

 

2人

1人

 

3人

1人

1人

1人

8人

9人

11人

9人

1人

41人

網走市

北見市

その他オホーツク管内

札幌市

その他道内

記入なし

22人

6人

8人

3人

1人

1人

41人

 また会期中に報道機関の取材を受けた結果、来場者アンケートで当パネル展について知った手段として「新聞」という回答が20件、「テレビ」という回答が5件ありました(延べ回答数43件)ので、開催の事実はかなり多くの方に知られたものと思います。

 国宝複製品の展示(左)と縄文土面をかぶった「つくつくオホーツくん」

国宝複製品の展示(左)と縄文土面をかぶった「つくつくオホーツくん」

 

◆内容

 会場には「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の内容と特徴について図表を用いて解説したパネルと、縄文遺跡や出土品の写真パネル合計26枚を掲示し、「縄文遺跡群世界遺産登録推進本部」を中心とする登録推進事業について紹介しました。

 また、函館市著保内野(ちょぼないの)遺跡出土の国宝「土偶」複製品を展示し、さらに総合振興局管内市町教育委員会の御協力により、地元の著名な縄文遺跡から出土した遺物を展示しました。その内容は次のとおりです。

湧別町教育委員会出展◆石刃鏃(せきじんぞく)文化の石器群 縄文早期(約9,000年前) 湧別町湧別遺跡出土 25点

網走市教育委員会出展◆網走湖底出土の遺物 縄文早期(約7,000年前) 大空町網走湖底遺跡出土 17点

北見市教育委員会出展◆押型文(おしがたもん)土器 縄文前期(約5,500年前) 北見市常呂川河口遺跡出土 1点

斜里町教育委員会出展◆亀ヶ岡(かめがおか)式土器・在地系土器 縄文晩期(約3,000年前) 斜里町ピラガ丘遺跡出土 4点

北見市教育委員会出展◆翡翠(ひすい)製玉類・漆塗(うるしぬり)櫛 縄文晩期(約2,800年前) 北見市常呂川河口遺跡出土 9点(うち櫛1点)

  さらに、北見市教育委員会と標津町教育委員会(根室管内)の作成した「北海道東部の窪みで残る大規模竪穴住居跡群」に関する解説・写真パネル計8枚を掲示し、道東地方から唯一、現在も引き続き世界遺産暫定一覧表記載候補となっているこの文化資産についての情報発信を行いました。

出土文化財展示の模様

出土文化財展示の模様

 

来場者の声

 「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界遺産暫定一覧表記載と、「北海道東部の窪みで残る大規模竪穴住居跡群」の暫定一覧表記載検討について、すでに知っていたかどうか来場者にアンケートした結果は次のとおりでした。

「縄文遺跡群」の暫定一覧表記載を知っていた

暫定一覧表記載は今日知った

今日知ったがまだ意味がよく分からない

17人

16人

8人

41人

「竪穴住居跡群」の暫定一覧表記載が検討されたのを知っていた

記載検討は今日知った

今日知ったがまだ意味がよく分からない

12人

21人

8人

41人

 これによると、回答者の過半数がこの展示を見てはじめて道内の文化資産と世界遺産暫定一覧表の関係について知ったことになり、世界遺産登録推進に関する情報は少なくとも道東地方においてまだ不足していると考えられます。このほかアンケート用紙に記入していただいた中から感想・意見をいくつかご紹介いたします。

◆ 身近に古代の遺跡があることは想像もしなかった。雪に閉ざされるこの地でどのように冬を過ごしてきたかがとても興味深い。(40代男性)

◆ 貴重な遺産を道民・市民に広く理解してもらうことが大切。教育にぜひ活用してほしい。(70代男性)

◆ モヨロ貝塚遺跡と「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」との年代のずれがどの程度あるか、またモヨロは縄文遺跡であるのかどうかの説明を追加してほしかった。(60代男性)

◆ 遠軽町はジオパークの運動をしていますがそことタイアップして町の図書館などで展示してもらえたらいいなと思いました。(40代男性)

◆ 道のりは遠いかと思いますが希望をもちつづけます。(80代女性)

 

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 ◆縄文からのメッセージを世界へ―縄文世界遺産推進室◆

「北の縄文・パネル展 2011十勝」を開催

 北海道と北海道教育委員会では、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界遺産登録推進のための取組みについて広く理解を得るため、平成21年度から北海道の庁舎などを会場としたパネル展を開催しています。
 本年度は10月に北海道庁(札幌市)で開催したのに続いて、帯広市の十勝合同庁舎でも延べ7日間にわたってパネル展を開催し、さきごろ無事会期を終了しました。御来場いただきました皆様と、開催に御協力いただいた各位に心よりお礼申し上げます。

パネル展帯広会場

パネル展帯広会場 

◆ 日時・会場・来場者

●日 時● 平成23年11月15日(火)から11月24日(木)まで(週末と祝日を除く)の開庁時間(8時45分~17時30分)

●会 場● 北海道十勝合同庁舎(帯広市東3条南3丁目)1階道民ホール

●アンケート結果● アンケートに御回答いただいた30名の方の年齢・性別と住所は次のような構成でした。

 

 10代

 20代

 30代

 40代

 50代

 60代

 70代

 80代

 無記入

 計

 男性

 

 

 2

 3

 4

 6

 5

 3

 

 23

 女性

 

 

 

 

 2

 2

 1

 

 

 5

 無記入

 

 

 1

 

 

 

 

 

 1

 2

 計

 

 

 3

 3

 6

 8

 6

 3

 1

 30

 帯広市

 その他の十勝管内

 無記入

 計

 22

 7

 1

 30

 

◆ 内 容

●解説・写真パネルの掲示● 道民ホールに設営した展示コーナーに解説パネル9枚、写真パネル9枚を掲示し、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」とその世界遺産登録推進事業について紹介しました。

●文化財・複製文化財の展示● 身近な縄文文化の遺産に触れていただくことができるよう、展示ケース・展示台5個を設置し、十勝管内出土の縄文時代遺物10件(計330点)、及び国宝「土偶」(函館市著保内野遺跡出土)複製品を展示しました。

●関連資料の配布● 今年新たに登録推進本部で作成した構成資産のリーフレットシリーズや、今年のパネル展のために縄文世界遺産推進室で作成した解説シート「土偶の顔、腕、脚」などを無料配布しました。リーフレットシリーズは15種の合計617部を配布しています。

 出土品の出展、パネル・配布資料の作成及び展示用具の借用等について次の各機関の御協力をいただきました。記してお礼申し上げます(五十音順)。
 青森県教育委員会、帯広百年記念館、財団法人北海道埋蔵文化財センター、滋賀県教育委員会、茅野市尖石縄文考古館、東京国立博物館、道立帯広美術館、函館市教育委員会、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館、幕別町教育委員会、芽室町教育委員会

十勝管内出土石器の展示

十勝管内出土石器の展示 

◆ 来場者アンケート

 登録推進事業の参考とするため、来場者に記入していただいたアンケートの結果は次のとおりです。

● 縄文遺跡群の世界遺産暫定一覧表記載について

 知っていた

 今日知った

 今日知ったがまだよくわからない

 無記入

 計

 9

 15

 5

 1

 30

● 「北海道東部の窪みで残る大規模竪穴群」(北見市・標津町)の暫定一覧表記載が検討されたことは

 知っている

 知らない

 無記入

 計

 7

 22

 1

 30

 構成資産の存在しない十勝管内では、縄文遺跡群が日本の正式な世界遺産候補となっていることについてまだ十分知られておらず、また道東地方の文化遺産の暫定一覧表記載が提案されたこともそれほど関心を呼んでいないことがうかがえます。

● 縄文遺跡群の世界遺産登録は

 大いに価値あり

 多少価値あり

 ほとんど価値なし

 わからない

 その他

 無記入

 計

 25

 4

 0

 0

 0

 1

 30

● 北海道・北海道教育委員会が登録推進事業に取り組むことについて

 賛成

 まあ賛成

 あまり賛成しない

 反対

 何とも言えない

 その他

 無記入

 計

 25

 1

 2

 0

 3

 0

 1

 30

 世界遺産登録の価値と地方行政による登録推進には積極的な評価が多いものの、慎重な態度を示す回答も見られます。
 このほか自由に記載していただいた中には次のような御意見がありました。皆様の縄文遺跡群への御関心にこたえられるよう、今後の事業計画を検討してまいりたいと思います。

● がんばってください。楽しみにしております。(30代男性)/貴重な取組みであり、みんなの財産である。(60代男性)

● レプリカでも中空土偶に会えて嬉しかったです。ほほ笑みをたたえて語りかけてくれているような雰囲気が大好きです。文様を見ていると、アイヌ文化の文様に通じるものがあるように思いました。(50代女性)

● 巡回展をして下さい(土・日も行う)。(40代男性)/もっと宣伝して中高生に見せてほしい。(年齢・性別不明)/広報をもっと徹底してほしい。(70代男性)

十勝管内出土の土偶

十勝管内出土の土偶


 この事業は環境生活部くらし安全局道民活動文化振興課縄文世界遺産推進室、十勝総合振興局保健環境部環境生活課、教育庁生涯学習推進局文化・スポーツ課及び十勝教育局教育支援課が担当しました。事業に関するお問合せは世界遺産推進室までお願いいたします(ご連絡先は縄文世界遺産推進室トップページをご覧ください)。

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