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最終更新日:2013年12月09日(月)


北の縄文ランチタイムセミナー2013


◆縄文からのメッセージを世界へ-縄文世界遺産推進室◆

北の縄文ランチタイムセミナーの開催

 縄文世界遺産推進室では、「世界遺産をめざして-北の縄文・パネル展2013」の開催に合わせ、「北の縄文ランチタイムセミナー」を開催し、北海道教育庁文化財・博物館課 主査 藤原 秀樹(ふじわら ひでき)、函館縄文文化交流センター 館長 阿部 千春 (あべ ちはる)さんを講師にお迎えして、縄文から現代まで続く北海道と北東北の深いつながりについて分かりやすく解説いただくとともに、北の縄文の魅力や価値について大いに語っていただきました。会場には、いずれの回とも70名前後の方々にお集まりいただきました。ご来場いただきました方々に心からお礼申し上げます。

◆ご講演の概要(第1回)
   
テーマ 現在も続く北海道・北東北のつながり ~ 東日本大震災の復興事業に伴う埋蔵文化財調査の支援 ~ 
 
日時  平成25年10月22日 12:10 ~ 12:50
  場所  道庁1階道民
ホール交流広場
  概要

◆東日本大震災では多くの死者・行方不明者が発生し、文化財も被害を受けたが、津波により全面冠水した縄文遺跡はなく、これは自然との共生という縄文文化の特徴を示すもの。

◆東日本大震災の復興事業に伴う埋蔵文化財調査の支援のため、北海道を含む10道府県から岩手県に職員が派遣され、調査の困難な山中や冬季において迅速に調査を実施。

◆また、調査成果の積極的な普及・公開活動を実施することにより、地域の歴史を再認識し、誇りを取り戻す端緒となるとともに、「郷土を愛する心を育てる」ことにもつながった。

◆岩手県での調査で感じたのは、やはり縄文文化における北海道と北東北の共通性であり、類似の土器・石器・住居跡・墓の出土は、両者が共通の文化圏に属していたことを示すもの。

◆縄文文化は世界的にもユニークな文化であり、北海道と北東北の縄文文化は日本の縄文文化の核となる地域と考えられるため、この地域の縄文遺跡群で世界遺産登録を目指した取組を行っているが、これにより地域の価値を再発見することになるのではないか。

 

藤原主査講演の模様

藤原主査講演の模様

  <詳しくはこちらをご覧ください>  ◆ 講演概要(こちらをクリック)   ◆配布資料(こちらをクリック)

◆ご講演の概要(第2回)
   
テーマ 津軽海峡の縄文文化 -その実例と価値- 
 
日時  平成25年10月24日 12:10 ~ 12:50
  場所  道庁1階道民
ホール交流広場
  概要

◆氷河期の後、約1万5千年前からの急激な温暖化・気候の安定とともに人類は定住生活を開始するが、世界と異なり日本では、狩猟・漁労・採集で食料を得ながら定住生活を実現。

◆縄文文化においては、小集落がネットワークを構築し交易を行うなど、現代のネットワーク型社会を先取りしているような仕組みであるため、注目を集めているのではないか。

◆縄文文化は、自然と共存し、1万年以上にわたり大規模な戦争がなかった、世界的にも稀な文化であり、命の再生や循環の思想というような高い精神性をもったその文化には、現代社会に必要なメッセージがあるのではないか。

◆縄文時代にも「お国柄」があり、北海道の道南部と北東北は津軽海峡を挟んで交流し、1万年以上にわたり同じ文化圏という意識を共有し続けた(世界の他の海峡との相違)。

◆北海道では「知床」が自然遺産に登録されているが文化遺産はないため、縄文遺跡群の世界遺産登録を実現し、縄文文化から伝わる日本の心を世界にアピールしていきたい。

阿部館長ご講演の模様

阿部館長ご講演の模様

 <詳しくはこちらをご覧ください>  ◆ご講演概要(こちらをクリック)    ◆配布資料(こちらをクリック)

 →第1回及び第2回の講演の映像についてはこちらをご覧ください(北海道庁インターネット放送局)

 

◆アンケート結果
 
今後の事業推進の参考とさせていただくため、ご来場の方々に実施いたしましたアンケートの結果は次のとおりです。ご回答いただきました方々に厚くお礼申し上げます。

ご回答いただいた方々
  アンケートにご回答いただいた方々の年齢・性別は次のとおりです。

性別

20代

30代

40代

50代

60代以上

合計

男性      

第1回

 

1人

1人

6人

9人

17人

第2回

 

3人

 

3人

10人

16人

小計

 

4人

 1人

9人

19人

33人

女性      

第1回

 

1人

1人

 

2人

4人

第2回

1人

 

 

 

3人

4人

小計

1人

1人

1人

 

5人

8人

合計

1人

5人

2人

9人

24人

41人

セミナー開催を知ったきっかけ

広報媒体

第1回 第2回

合計

道庁ホームページ

8人

4人

12人

道庁ブログ・Twitter   

1人

1人

友人・知人からの口コミ

3人

1人

4人

来庁して知った  

2人

3人

5人

北海道新聞(イベントウィークリー)

2人

3人

5人

チラシ  

3人

4人

7人

  道庁  

1人

 

2人

 

3人

  かでる2・7      

1人

 

1人

  ちえりあ            
  三省堂            
  アリオ札幌            
  札幌駅観光案内所  

2人

 

 

 

2人

  未回答      

1人

 

1人

その他(内訳) 

4人

4人

8人

  北の縄文道民会議  

3人

 

2人

 

5人

  電子掲示板  

1人

 

 

 

 1人

  庁内放送      

1人

 

1人

  回覧      

1人

 

1人

未回答   

1人

1人

●第1回のセミナーへの参加(第2回のみの質問)

回答内容

人数 
参加した 10人
参加していない 10人

合 計 

20人


●今回のセミナーへの感想

回答内容

第1回 第2回 合計
良かった

16人

17人

33人

普 通

4人

1人

5人

もの足りなかった  

1人

 
未回答

1人

1人

2人

「もの足りなかった」については、「講師から現場の話を聞くことができるようなテーマ設定を事務局に望む」というご意見あり。

●世界遺産登録への取組等に関する知識の有無

回答内容

第1回 第2回 合計
知っていた

14人

15人

29人

一部知っていた(聞いたことがあった)

4人

3人

7人

今日知った

3人

2人

5人

●縄文遺跡群の世界遺産登録に向けて必要な取組(主な記載内容)


(第1回)

・海外の人に知ってもらえるような情報発信の取組が必要と考えています。

・マスコミやフォーラムなど、あらゆる広報媒体を活用した地道な活動

・いろいろな分野とのコラボ活動(エゾシカと縄文とか)

・縄文遺跡群の素晴らしさを地道に広めていくことが必要と思います。

・地方(札幌以外)でのセミナーの開催

(第2回)

・縄文の精神文化の素晴らしさの積極的なアピール

・北東北とのキャンペーン、企業タイアップなどによるPR

・長い目で見たな取組が必要(4~5年先)

・知名度が低いので全国的な情報発信を行ってほしい。

・広く道民に周知し、機運を盛り上げるランチタイムセミナーも有効

・他都府県へのPR、ロビー活動

・縄文の芸術性、美術性をより強くアピールしてはどうか

・縄文の精神性(特に自然との共生が必然であったことからくるアミニズム)を生かした食や環境、コンテンツ産業の振興の可能性と国際経済の持続的発展への貢献についてアピールしていくことが効果的と思います。

・一般市民に縄文遺跡群の価値、素晴らしさを根気よく伝える。

●ご意見、ご感想(主な記載内容)


(第1回)

・お話が面白かった

・今金のピリカ遺跡が、世界遺産登録候補の遺跡に含まれていないのはなぜか。

・自然から学んだ縄文人に私たちも見習いたいと思いました。

・本日来庁して、日々努力されていることを知ることができ、良かったです。これからも大変だと思いますが、頑張ってください。

・良い講演を聞くことができてよかったです。

(第2回)

・縄文文化の文化的価値(世界遺産に値するものであること)をもっと知りたいです。

・阿部館長のお話を2~3時間くらいたっぷり聞きたかったし、非常に興味のあるお話をしていました。このような講演をもっと開催してほしい。

・事務局には、講師から遺跡の発掘・整備等での苦労や具体的活動内容、他の地域との交流等について聞くことができるような講演テーマを設定してほしい。

・阿部先生のお話が上手く、引き込まれました。

・やはり実物の遺跡群を見学しなければと思いました。ぜひ来春6つの遺跡、特に早期の垣ノ島遺跡を見学して考えてみたい。縄文時代は、中学、高校の歴史で学んで、日本史の中で最もつまらない時代を思っていたが、何やら最も大事な時代かもしれないと認識した。

 いただきましたご意見、ご感想をもとに、これからも縄文遺跡群の世界遺産登録に向けた取組を推進しますとともに、この取組について、より多くの皆様に知っていただく取組も併せて進めてまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

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