スマートデバイス表示はこちら


最終更新日:2015年5月21日(木)

感染症法に基づく医師の届出について

平成18年4月1日から[感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(以下「感染症法」という。)]に基づく感染症発生動向調査の届出基準と様式が変わります。 (平成27年5月21日一部改正)

感染症分類一覧
届出基準
届出様式
  定点報告様式 

  感染症の発生動向調査とは、感染症法に規定された疾病の患者が全国でどのくらい発生したのかを調査集計したものです。集計表は、疾病毎、各都道府県毎に集計してあります。
 第1週は、1月から始まります。

・ 感染症法に規定された感染症は、一類感染症から五類感染症及び指定感染症、疑似症に分類され、次の113疾病が対象となっています。

一類感染症

(1)エボラ出血熱、(2)クリミア・ コンゴ出血熱、(3)痘そう、(4)南米出血熱、(5)ペスト、(6)マールブルグ病、(7)ラッサ熱

二類感染症

(8)急性灰白髄炎、(9)結核、(10)ジフテリア、(11)重症急性呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る)、(12)中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるものに限る)、(13)鳥インフルエンザ(H5N1)、(14)鳥インフルエンザ(H7N9)

三類感染症

(15)コレラ、(16)細菌性赤痢、(17)腸管出血性大腸菌感染症、(18)腸チフス、(19)パラチフス

四類感染症

(20)E型肝炎、(21)ウエストナイル熱(ウエストナイル脳炎を含む)、(22)A型肝炎、(23)エキノコックス症、(24)黄熱、(25)オウム病、(26)オムスク出血熱、(27)回帰熱、(28)キャサヌル森林病、(29)Q熱、(30)狂犬病、(31)コクシジオイデス症、(32)サル痘、(33)重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスによるものに限る。)、(34)腎症候性出血熱、(35)西部ウマ脳炎、(36)ダニ媒介脳炎、(37)炭疸、(38)チクングニア熱、(39)つつが虫病、(40)デング熱、(41)東部ウマ脳炎、(42)鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9を除く)、(43)ニパウイルス感染症、(44)日本紅斑熱、(45)日本脳炎、(46)ハンタウイルス肺症候群、(47)Bウイルス病、(48)鼻疽、(49)ブルセラ症、(50)ベネズエラウマ脳炎、(51)ヘンドラウイルス感染症、(52)発しんチフス、(53)ボツリヌス症、(54)マラリア、(55)野兎病、(56)ライム病、(57)リッサウイルス感染症、(58)リフトバレー熱、(59)類鼻疽、(60)レジオネラ症、(61)レプトスピラ症、(62)ロッキー山紅斑熱

五類感染症

(63)アメーバ赤痢、(64)ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く。)、(65)カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症(66)急性脳炎(ウエストナイル脳炎、西部ウマ脳炎、ダニ媒介脳炎、東部ウマ脳炎、日本脳炎、ベネズエラウマ脳炎及びリフトバレー熱を除く)、(67)クリプトスポリジウム症、(68)クロイツフェルト・ヤコブ病、(69)劇症型溶血性レンサ球菌感染症、(70)後天性免疫不全症候群、(71)ジアルジア症、(72)侵襲性インフルエンザ菌感染症、(73)侵襲性髄膜炎菌感染症、(74)侵襲性肺炎球菌感染症、(75)水痘(患者が入院を要すると認める者に限る。)、(76)先天性風しん症候群、(77)梅毒、(78)播種性クリプトコックス症、(79)破傷風、(80)バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症、(81)バンコマイシン耐性腸球菌感染症、(82)風しん、(83)麻しん、(84)薬剤耐性アシネトバクター感染症

定点把握の対象(五類感染症)

(85)RSウイルス感染症、(86)咽頭結膜熱、(87)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、(88)感染性胃腸炎、(89)水痘、(90)手足口病、(91)伝染性紅斑、(92)突発性発しん、(93)百日咳、(94)ヘルパンギーナ、(95)流行性耳下腺炎、(96)インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)、(97)急性出血性結膜炎、(98)流行性角結膜炎、(99)性器クラミジア感染症、(100)性器ヘルペスウイルス感染症、(101)尖圭コンジローマ、(102)淋菌感染症、(103)クラミジア肺炎(オウム病を除く)、(104)細菌性髄膜炎(インフルエンザ菌、髄膜炎菌、肺炎球菌を原因として同定された場合を除く)、(105)ペニシリン耐性肺炎球菌感染症、(106)マイコプラズマ肺炎、(107)無菌性髄膜炎、(108)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症、(109)薬剤耐性緑膿菌感染症

新型インフルエンザ等感染症

(110)新型インフルエンザ  (111)再興型インフルエンザ 

法第14条第1項に規定する厚生労働省令で定める疑似症

(112)摂氏38度以上の発熱及び呼吸器症状(明らかな外傷又は器質的疾患に起因するものを除く)
(113)発熱及び発しん又は水疱(ただし、当該疑似症が二類~五類感染症の患者の症状であることが明らかな場合を除く)

・ 疾病のうち全数把握(実際の発生患者数)の対象となる疾病は、(1)から(84)、(110)及び(111)です。

・ (85)から(109)及び(112)、(113)については、全数把握ではなく、指定届出機関(定点)からの報告をもとに把握する疾病です。
 指定届出機関(定点)とは、発生動向調査に協力していただいている医療機関です。
 この定点当りの数値をご覧いただくことで、各地での感染症の流行の状況(数値が高いと流行している。)が把握できます。

・ 感染症発生動向調査は、週報(毎週月曜日から翌週日曜日までの週単位の発生動向)と 月報(月の1日から末日までの月単位の発生動向)があります。
 月報による集計は、(99)性器クラミジア感染症、(100)性器ヘルペスウイルス感染症、(101)尖圭コンジローマ、(102)淋菌感染症、(105)ペニシリン耐性肺炎球菌感染症、(108)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症、(109)薬剤耐性緑膿菌感染症です。それ以外の疾病は、週報となります。

(参考)
 疾病によって、患者以外に疑似症患者や無症状病原体保有者が必要な場合があります。
 診断後直ちに届出が必要な疾病もあります。