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最終更新日:2017年3月21日(火)


麻しん患者の発生について(平成29年3月18日公表内容)


 平成29年3月18日(土)19:30

 平成29年3月17日(金)、千歳保健所管内の医療機関から麻しん疑い患者(1名)を診察したとの通報があり、検査を実施したところ麻しんと判明しました。
 千歳保健所の調査の結果、当該患者は新千歳空港内の国際線ターミナルの職員で、3月11日(土)から発熱症状を呈し、17日(金)から千歳保健所管内の医療機関に入院しました。
 このため、空港等で当該患者と接触した方は、麻しんに感染する可能性がありますので広く注意喚起をするものです


1 患者の概要
    20代、男性、新千歳空港国際線ターミナル勤務
   
2 経過等
  3月11日(土) 発熱症状出現
  3月17日(金) 医療機関から保健所に通報
           道立衛生研究所の検査で麻しんウイルス陽性と判明

3 対 応
 千歳保健所では、患者が受診した医療機関の医療従事者、患者の勤務先及び同居家族等の濃厚接触者に対する健康観察を実施し、発症者が出た場合の速やかな対応体制の確保に努めるとともに、感染防止対策について指導を行った。
   また、千歳保健所管内の医療機関等、関係機関に対する情報提供を行い、注意喚起を図っている。

 ● 道民の皆様へ
   ・症状から「麻しん」が疑われる場合、必ず事前に医療機関に連絡の上、速やかに受診してください。
   ・受診の際は、周囲の方へ感染させないよう公共交通機関の利用を避けてください。

麻しんとは
  麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、空気感染、飛沫感染、接触感染によりヒトからヒトに感染が伝播します。その感染力は非常に強いと言われており、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
 感染すると、10~12日の潜伏期間の後、38℃前後の発熱が2~4日間続き、咳や鼻水といった風邪のような症状が出ます。その後、少し体温が下がり、再び高熱(多くは39℃以上)が出るとともに、発疹が出現します。発疹出現後3~4日間で解熱し症状は軽快、合併症のないかぎり7~10日後には主症状が回復します。
 麻しんは発熱が長く続き、体力の消耗が激しいため、合併症がなくても入院を要することが少なくありません。
  近年はワクチンの2回接種が行われ、麻しんに感染する方の人数は減っていますが、海外の流行国への渡航歴がある人やその接触者で患者が発生しています。