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最終更新日:2015年11月16日(月)

フグによる食中毒に注意しましょう!

            

 フグは寒い季節が旬とされており、フグによる食中毒の多くがこの時期に発生し、死亡者も出ています。
 死亡事例の多くが、自分で釣ったフグを調理(自家調理)して食べたことによるものでです。厚生労働省ホームページ参照
 北海道内では平成16年以降、フグによる食中毒は発生していませんが、最近、他自治体で食品衛生法や各自治体の条例等に違反する不適切なフグの取扱い事例が相次いで発生しています。

  • フグは猛毒を持っているため一般の方が調理することは極めて危険であり、最悪の場合、死亡するおそれもありますので、釣ったフグなどを自家調理して食べないようにしましょう!
     
  • フグを食べるときは、ふぐ処理施設の届出済票が掲示してある飲食店等を選びましょう!
    このようなお店には、専門的な知識と技能を有するフグ処理責任者がおり、種類を鑑別したり、毒のある部位を的確に取り除いたりして調理が行われますので、安心して食べることができます。

※フグによる食中毒の発生状況
 過去10年間を見ると、全国で毎年数十件の食中毒が発生し、ほぼ毎年死者が出ています。

  平   成  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
全  国 件  数 28 27 20 29 31 37 38 44 40 26 29

患者数 44 39 34 40 52 56 50 61 49 33 44

死者数  6  4  2  0  3  6  3  2  2  1  3

北海道 件  数  0  1  0  0  0  0  0  1  0  0  0  0
患者数  0  1  0  0  0  0  0  1  0  0  0  0
死者数  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0

※北海道での発生事例 (平成に入ってからの事例)

発生年月日

発生場所

摂取者数

患者数

死者数

原因食品

原因施設

摂取場所

調理場所

平成3年8月11日

函館市

1

1

マフグ
(煮付け)

家庭

家庭

家庭

平成5年6月25日

札幌市

2

2

マフグ
(肝臓)

飲食店

飲食店

飲食店

平成5年10月18日

旭川市

1

1

マフグ
(みそ汁)

家庭

家庭

家庭

平成5年10月26日

旭川市

3

1

マフグ
(なべ)

飲食店

飲食店

飲食店

平成5年10月28日

芦別市

1

1

トラフグ
(なべ)

家庭

家庭

家庭

平成10年8月5日

小樽市

3

1

フグ
(肝臓)

事業所
(漁船)

事業所
(漁船)

事業所
(漁船)

平成16年9月13日

札幌市

1

1

マフグ
(みそ汁)

家庭

家庭

家庭

《参考》

  1. フグの種類
     フグの仲間は世界で100種類以上といわれており、日本近海に生息しているのはおよそ50種類、その中で食用とされるのは20種類程度です。
     フグは温かい海に生息していることが多いのですが、北海道の沿岸で捕れる種類もあります。
     
  2. フグの毒
    1.  フグの毒は、テトロドトキシンと呼ばれ、毒力が大変強く、青酸カリの約1000倍、致死量は0.5~2mgと言われています。フグは種類により毒力が異なり、漁獲海域によっても毒力が異なります。標準的なトラフグ一匹分の毒は、約10人分の致死量になります。
    2.  肝臓や卵巣に毒が多いことは良く知られていますが、種類によっては皮や精巣、筋肉に毒があるものもあります。
    3. フグの毒は熱に大変強く、調理程度の加熱では毒力は落ちません。
       
  3. フグによる食中毒の症状等
    1.  フグの毒は神経を麻痺させる作用があり、有毒部位を食べると20分~3時間後に口や指先のしびれが始まり、やがて麻痺が全身に及び、致死量の毒を摂取していた場合には呼吸困難により死亡します。
       フグを食べた後にこのような症状が現れたら早急に医師の診察を受けましょう。
    2.  フグ毒の作用を止める解毒剤や血清、ワクチンなどはありません。

参考 厚生労働省ホームページ

 北海道保健福祉部
 健康安全局
食品安全グループ
 TEL:011-204-5261

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