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最終更新日:2012年4月18日(水)


レジー1


1 レジオネラ症とは

  レジオネラ症のうち問題となるレジオネラ肺炎は、悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛が起こり、痰の少ない咳、胸痛、呼吸困難などの症状が現れる疾病で、腹痛、水様性の下痢、意識障害、歩行障害を伴う場合もあります。潜伏期間は通常7日間前後ですが、発症すると進行が早く、死亡例では7日以内が多いとされています。特に、お年寄りや生まれたばかりの赤ちゃん、あるいは免疫機能の衰える病気に罹っている方は発症し重症化やすいので注意が必要です。

 平成11年から「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」で、レジオネラ症は全数把握の4類感染症に分類され、診断した医師は保健所に届け出ることが義務づけられました。

  

2 感染源と感染経路について

 レジオネラ属菌は、土の中や河川、湖沼など自然界に広く生息し、アメーバなどの原生動物に寄生し、20~50℃で繁殖します。冷却搭水、循環式浴槽水など水温20℃以上の人工環境水に生息するアメーバなどの細胞内で増殖し(1個体あたり1000個)、アメーバの死滅とともに一斉に水中に放出されてその水が汚染されます。

レジオネラ肺炎は、その汚染された水が循環式浴槽水、シャワー、ホテルのロビーの噴水、洗車、野菜への噴霧水として使われて出るエアロゾルを吸入して起こる気道感染症です。

ただし、感染症といっても人から人へは感染しません。

 

  ※知っておこう「レジオネラ症」と入浴施設の衛生管理