最終更新日:2020年6月25日(木)
目まぐるしく発達する赤ちゃん。退院後、最初は数時間置きの授乳でママも寝不足になることと思いますが、それもわずかの期間です。赤ちゃんの心と体は寝ている間にグングン成長していくのです。発達の目安はありますが、個人差も大きいのであまり振り回されないように。心配な場合には小児科医や地域保健センター・保健所の保健師などに相談してみましょう。
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小さくてフニャフニャの赤ちゃんを前に、最初はどうしたらいいのか分からなくなっても当然のこと。あまり神経質にならず、気負わずに生活しましょう
母子相互作用について 最近、母子関係のメカニズムとして母子相互作用が強調されています。愛情を込めて抱き、乳房をふくませながら微笑み話しかけてやることで、赤ちゃんの情緒が安定し母性愛も生じるというものです。でも、この説には多くの異論が出されています。そうしさえすれば母子の間に心が通うとは限らないし、そうしなくても母子の情が生じないわけでもない、まして子が将来非行を犯すなどとは言えないのです。心底で子を愛していれば、少々ズボラでも大丈夫。のんびりやってください。 |
ドアや扉で指をはさんだり、ヤケドをしたり、転落して頭を打ったり、食べ物やオモチャを喉に詰まらせたり…。家庭内での乳幼児の事故、ケガは意外に多いものです。「ポットや薬剤・タバコ、刃物などを子どもの手の届くところに置かない」「ベランダや窓のそばに踏み台になるものを置かない」「まだ動けない月齢であっても、浴室に子どもを放置しない」ことはもちろん、あらかじめ事故の原因になりそうなものを予測し事故を防ぎましょう。
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乳幼児は抵抗力が弱く、病気になったときの進行が速いため、おかしいと感じたら注意が必要です。休日・夜間当番医は新聞にも掲載されているほか、休日や夜間の急病で対応方法が分からない場合や病院受診の必要があるか迷う場合、受診可能な医療機関を知りたい場合には、全国同一短縮番号「#8000」の「小児救急電話相談事業」での相談もできます。
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予防接種とは、病原体の毒を弱めたりなくした「ワクチン」を体に取り入れることで病気への免疫をつけ、重大な感染症から赤ちゃんを守るものです。摂取するかしないかの判断は最終的には保護者に任されています。予防接種には「定期接種」「任意接種」の2種類があります。 定期接種 予防効果と安全面からそれぞれの時期に接種を受けることが推奨され、決められた時期に受ければ、通常は費用がかかりません(公費負担)。 任意接種 予防接種法に位置づけられておらず、費用は自己負担となりますが、かかりつけの小児科医と相談のうえ受けておくとよいものです。 定期接種ではそれぞれに接種時期が決まっていて、スケジュールを立てるのも簡単ではありません。こちらの表を参考に、かかりつけ医や保健センター・保健所などで相談してみるとよいでしょう。
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日本には昔から子どもの成長の節目を祝う行事が伝わっています。「必ずしなければいけない」ものはありませんが、家族のきずなを深めたり、行事の思い出や写真は成長の記念にもなるので、参考にして楽しんでみてください。
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