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ホーム > 保健福祉部 > 福祉局地域福祉課 >  北海道バリアフリーマップ レポート・里塚・美しが丘地区センター


最終更新日:2014年12月15日(月)

北海道バリアフリーマップ いっしょに北海道へ

Report 里塚・美しが丘地区センター

 

写真:美しが丘地区センター外観 平成20年4月にオープンした札幌市で最も新しいコミュニティセンターです。

 スポーツなどに使える多目的室、視聴覚室、調理実習室などの貸室があるほか、子育てスペース、交流ラウンジや図書コーナーがあるフリースペースが1階と2階に設けられています。1階のフリースペースには喫茶コーナー「カフェサトミ」があり、障がいを持ったスタッフにより運営されています。

 センターの計画、設計に当たっては、3年間にわたって地域の住民の方を交えたワークショップを行ったとのことですが、設計、また、運営のコンセプトとして重視されているのが、バリアを取り払って「つながる」ということ。

 そのコンセプトがどこに活かされているのか、取材に行ってきました。

施設のバリアフリー情報へ

 

 

フォトレポート

 
写真:美しが丘地区センターのようす1

 正面入口です。階段の手すりは、建設後に「少しの階段でも登るのは一苦労」という地域の方の声により追加されたものです。

写真:美しが丘地区センターのようす2

 車椅子の方は駐車場からすぐの裏手入口より入ります。入口は傾斜になっており、車椅子だと一人で上るのは難しいので補助の人が必要。雪融けがあるため外から水が入ってこないように水勾配がつけられているとのことでした。雪国ではどうしてもバリアになってしまう部分です。

写真:美しが丘地区センターのようす3

 受付のカウンターは子どもや車椅子に乗った方でも会話ができるように低く作られていました。

写真:美しが丘地区センターのようす4

 「カフェサトミ」は知的障がい者によって運営されている喫茶コーナーで1階フリースペースの奥にあります。カフェサトミでは、おいしいコーヒーやクッキーがいただけるほか、パンや雑貨の販売もあります。

写真:美しが丘地区センターのようす5

 インターネット検索コーナーです。椅子を動かせるため通ることができないわけではないのですが、少しだけ苦労した部分。「通りにくければ、気軽にスタッフに声をかけてほしい」とのことです。

写真:美しが丘地区センターのようす6

 1階にある車椅子でも入りやすい広さのバリアフリー対応トイレ。非常用ボタン、オストメイト用流し、乳児用小型ベットがありました。トイレの引き戸は最後まで開けると止まるようになっています。

写真:美しが丘地区センターのようす7

 小さい子ども連れの方にとても人気の子育てスペースです。ここでは定期的にボランティアの方による読み聞かせ会のほか、親子で参加できる交流サロンなどが開催されています。

                      すぐ奥には授乳室と小児用トイレがあり、子育てスペースからそのまま行けるようになっています。子ども連れにも安心なつくりで、これもバリアをなくそうというコンセプトのあらわれです。
写真:美しが丘地区センターのようす8

 2階のフリースペースです。

 フリースペースは1、2階とも南向きの全面ガラス張りで、とても日当たりが良かったです。子どもたちが勉強や遊びに使ったり、お年寄りが会合に使ったりしていました。

写真:美しが丘地区センターのようす9

 2階のフリースペースには「茶の間」と題して、誰でも気軽にくつろげる空間が設けられていました。

 

 

インタビュー

 

写真:インタビューのようす 里塚・美しが丘地区センター副館長の石丸浩一氏からお話を伺いました。

 

Q.

札幌で一番新しい地区センターということでバリアフリーにも配慮して建設されていると思いますが、その後、バリアフリーに関する課題などはありますか?

A.

施設を利用のご高齢の方から「正面入り口の階段は、段数は少ないが、登るのが大変」という意見を聞き、急ぎ手すりを設置いたしました。施設職員は、なるべく利用者とコミュニケーションをとってご意見・要望を聞き、改善するようにしています。


Q.

現在、バリアフリー化についてどのような取り組みをされていますか?

A.

ハード面に関して、気になっているのが施設内の点字ブロックです。逆にお聞きしたいのですが、車椅子で管内を移動されて邪魔にはなりませんでしたか?


Q.

特に問題はないですね。

A.

そうですか。前から気になっていたのですが、大丈夫そうですね。

 ソフト面では、施設ご利用者にはアンケートへのご協力をお願いしているのですが、書いてもらえないこともあります。やはり、ご要望をお聞きするにはやはり利用者とのコミュニケーションが大切です。職員自らじかに話をしてお聞きしたことにすぐに対応するようにしています。


Q.

「つながる」という言葉が多目的室の壁やウェブサイトに掲げられています。バリアをなくして「つながる」ことがこの施設の大きなコンセプトだと伺ったのですが?

A.

はい。その通りです。設計時の考え方として「いろいろな機能を詰め込むのではなく、年齢層や立場を限らず、地域の多様な方が集まる施設にしたい」ということがありました。その一つのあらわれが、フリースペースを大きくとっていることです。

 誰でもふらっと来て交流していただきたい。そして、そのためにも障がいのある方、お年寄り、子育て世代、お子さんも、バリアを感じることのないよう、設備やご利用者とのコミュニケーションに配慮しています。


Q.

フリースペースについて、ご利用者の反応はどうですか?

A.

中学、高校生は、夜に勉強や遊びに使うことが多いです。また、小学生も学校を終わった後に遊びに来たりしています。また、2階のフリースペースでは、月・水曜日に午後3時まで「茶の間」を開催しています。お茶をお出しし、どのような方でも休める場所としています。囲碁や将棋、縫い物をされる方もいらっしゃいます。

 また、多目的室は使われていない土・日曜日は開放しているのですが、今後は小さいお子さんでも気楽に遊べるような場所にしたいとも思っています。


Q.

障がいを持った利用者はどのくらいいらっしゃいますか?

A.

まだ少ないですね。月1回のペースでヘルパーさんと一緒に約1、2時間、訓練等でいらっしゃるくらいです。

 障がい者、高齢者については、イベント時の問題があります。イベントがあると多くの人が来て施設が一杯になってしまうのですが、そうなると、障がい者・高齢者が一般の方とぶつかりそうになってしまいます。ボランティアの方を増やし、誘導してもらうことが必要になります。


Q.

今後の課題はありますか。

A.

現在は障がいを持った方の利用が少ないので、どのような形で呼びかけをし、ご利用を増やしていくか。また、そのためには障がいをお持ちの方が施設を利用される際の対応についても、もう少し勉強していかなければいけないと考えています。


Q.

バリアフリーに関してPRしたいことはありますか?

A.

先ほども申し上げましたが「つながる」がこの施設のキーワードです。設備のバリアフリーだけではなく、施設のスタッフも、気軽にご利用者同士、またスタッフとコミュニケーションをとっていただけるような雰囲気づくりを心掛けています。フリースペースや喫茶スペースでは自由にお過ごしいただけますので、まずはどなたでもお気楽に来てみてください。


Q.

ありがとうございました。

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