スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 保健福祉部 > 福祉局地域福祉課 >  北海道バリアフリーマップ レポート・コープさっぽろ


最終更新日:2014年12月15日(月)

北海道バリアフリーマップ いっしょに北海道へ

Report コープさっぽろ/コープさっぽろ湯川店

 

 コープさっぽろは組合員の出資によって運営される消費生活協同組合で、全道に99店舗を構える道内有数の流通グループでもあります。

 店舗のバリアフリー化だけではなく、さまざまな福祉活動にも力を入れているということで取材させていただきました。

 

 

インタビュー

 

 まず、コープ福祉活動交流支援センター事務局長の中原豊司氏に話をお伺いしました。

 

Q. コープさっぽろのバリアフリーに関する取り組みの概要を教えてください。
A.

コープさっぽろが行っている事業として最も大きいものは、皆さんもご存知の安全・安心な食を提供する店舗と宅配事業ですが、各店舗では多目的トイレや車椅子、車椅子用カートの設置、車椅子対応レジ導入などのハード面の整備が進められています。

 新設の店舗については当初よりバリアフリーを念頭に置いた設計がされていますが、古い店舗についてもできる限りのバリアフリー化の改修をすすめています。

 そのほか、地域の組合員の生活を守る生活協同組合として、バリアフリーという面からさまざまな活動を行っています。


Q.

どのような活動を行っているのですか?

A.

関連団体を含めて全部をご紹介すると時間がいくらあっても足りません(笑)。障がい者福祉や子育て支援、高齢者支援など多岐に渡っています。

 北海道と関係する取り組みでは、平成5年にできた知的障がい者の雇用促進を目的として設立された北海道はまなす食品株式会社に、北海道や札幌市など6自治体、9つの企業とともに出資しています。現在も、製品の販売などを通じて支援を行っています。


Q.

今後、さらに増える高齢者についての取り組みは?

A.

写真:養成講座のようす組合員を対象に、平成17年から認知症への理解を進めることを目的とした認知症セミナーを各地域にて開催してきました。翌18年からは「認知症サポーター養成講座」として行っています。

 「認知症サポーター」というのは厚生労働省が進めている、認知症について理解し、認知症の人に正しく接することができる人を増やそうという制度です。

 専門の研修を受けた福祉経験者を講師にお招きし(一般には「キャラバン・メイト」と呼ばれています)、2010年3月までに累計で83回の講座を開催しました。結果、
約1,700名の認知症サポーターを養成することができました。

(写真は養成講座の様子です)


Q.

子育て支援も行われているとのことですが。

A.

写真:ふれあいサロンのようすはい。平成18年から「子育てひろば」として、店舗内に親子でくつろげたり、親御さん同士がおしゃべりを楽しんだりできる場所を設けています。事前の申し込みが必要な場合もありますが、基本的に出入り自由です。全てのお店ではないですが、月に1回程度行っています。

 特に対象者を設定せずに、お子さんから高齢者まで自由に参加できる交流の場として「ふれあいサロン」という取り組みも行われています。

 どちらも地域の核として、地域の方、組合員の方の安全・安心な暮らしにつながれば、と考えて行っています。


Q.

ありがとうございました。最後に、バリアフリーに取り組まれているコープさっぽろの店舗をどこか見学させていただきたいのですが、ユニークな取り組みをされているお店はありますか?

A.

そうですね…。函館の湯川店はどうでしょうか? 古いお店なのですが、近くに視覚障がい者のための施設があり、お客様にはその施設ご利用者が多く、店長や職員は常日頃から買い物のお手伝いをしています。

 

 

写真:コープさっぽろ湯川店外観 そこで、お聞きしたコープさっぽろ湯川店に行ってきました。

 湯川店は店の前を市電が走り、向かいに市民会館、市民体育館があるという分かりやすい立地にあります。裏手に国立函館視力障害センターがあることから、その施設を利用される方がよく買い物に見えるとのこと。

 取材の模様をレポートします。

店舗のバリアフリー情報へ

 

 

フォトレポート

 
写真:コープさっぽろ湯川店のようす1

 まずは車椅子での利用感を調査。

 地下駐車場から店に入るときに少し急なスロープがあります。急ですが、横に手すりが付いているので一人でも楽に昇り降りすることができます。

 駐車場は地下と屋上、1階に3ヶ所あるのですが、いずれにも2台分ずつ、計6台分の身障者用駐車スペースが用意されているとのこと。
写真:コープさっぽろ湯川店のようす2

 各入口には車椅子と専用ショッピングカートが設置されています。車椅子にカートが取り付けた状態で置かれていました。カートは車椅子から取り外し可能。持参した車椅子にカートを取り付けて、いざ買い物へ。

写真:コープさっぽろ湯川店のようす3

 店内通路は広く通りやすかったです。

 高い所にある商品は、お店の方に手伝ってもらいます。

写真:コープさっぽろ湯川店のようす4

 バリアフリートイレは広くとてもきれい。可動式の補助手すり、車椅子でも使える洗面台、非常用ボタンがあります。トイレのドアはストッパー付きの引き戸でした。

 ただ、少し不便だったのが、湯川店は旧館と新館に別れているのですが、トイレが旧館の2階にあったことです。食品売場主体の新館から衣料品主体の旧館に移動してエレベーターを使う必要があります。

写真:コープさっぽろ湯川店のようす5

 入口には緩いスロープがついているので、手すりを使えば車椅子でも一人でお店に入ることができます。

 

 

インタビュー

 

 湯川店では店長の川口三善氏からお話をお聞きしました。

 

Q. 古いお店だと聞いたのですが、いつごろできたのですか?
A.

新館と旧館に分かれているのですが、旧館は築35年ほどの古い建物です。新館は8年前にできました。そのときに旧館も改装したのですが、合わせてバリアフリー化もいたしました。


Q.

バリアフリーについての課題はありますか?

A.

特に旧館は古い建物なのでハード面のバリアフリー化は十分ではないと思います。本来であれば、もう少し通路も広く、スロープも緩やかにして、お客様に余裕をもってお買い物をしていただきたいのですが、店の構造上できていません。

 また、新館にエレベーターがなく、車椅子で新館の2階、屋上駐車場に上がるには旧館のエレベーターを使わなければならないのも問題だと考えています。


Q.

確かにおっしゃる通りですが、実際に車椅子で移動してみて、新館と旧館の間のスロープを極力緩く、また幅広くしていたり、什器も車椅子が通れるように十分な幅ができるように配置されていたりと配慮を感じました。

A.

ありがとうございます。


Q.

事前の聞き取りで、視覚障がいの方への対応をされていると伺ったのですが?

A.

写真:視覚障がいの方への対応のようすはい。店舗の隣に函館視力障害センターがあるため、そこをご利用の視覚に障がいをお持ちの方にもよく利用していただいています。

 視覚障がいの方は介助の方とお見えになることが多いのですが、お一人でお見えになったときには、サービスカウンターの常駐スタッフが自主的にお買い物の補助を申し出るようにしております。

 視覚障がい者に限りませんが、障がいをお持ちの方、高齢者の方など、必要がございましたら、遠慮なくサービスカウンターにお申し出下さい。スタッフがお手伝いいたします。

(写真はサービスカウンターのスタッフが視覚障がい者の方にお声がけをしている様子です)


Q.

ありがとうございました。

トップページへこのサイトについてバリアフリー情報リンクお問い合せ