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最終更新日:2017年4月20日(木)


先輩医師の声(VOICE)



 先輩医師の声      VOICE 

高石医師    


 氏    名   高石 恵一(たかいし けいいち) [札幌医科大学卒業] 
 出身地   白糠町(札幌北高校卒業)
 勤務先   H29.4月 国民健康保険上川医療センター(総合診療科)
 経  歴   H26.4月 勤医協中央病院(初期臨床研修)
 H28.4月 帯広協会病院(総合診療科) 

★地域枠制度を利用しようと思った理由 
  医師を志した当初から、自分の目の前に来た患者に「私の専門ではないので診れません」と言う医者
になりたくなかったという気持ちがありました。あらゆる健康問題の相談にのれるような医師になりたい
という思いが強く、むしろ義務年限によって早くから地域医療に携われることをメリットととらえ地域枠制度
で札幌医科大学に入学しました。
  加えて高校当時、地元の道東地域の医師不足が深刻化している新聞報道を目にするにつけ、北海道
の地域医療に貢献したいという気持ちがあったことも後押ししました。
   また奨学金制度を活用することで、高齢の両親の負担を少しでも減らしたいという気持ちもありました。 

★地域勤務の感想 
  十勝は日本を代表する農業の地域であり夏は忙しいですが、冬は動かないので冬に体重が増え生活
習慣病が悪くなる傾向があります。まずその地域(十勝地区)の医療文化や患者層を把握することの大切
さを実感しました。
   また総合診療医として研修を積む中で、患者の一つの病気を診るという感じではなく、患者を一人の人
間として全人的にとらえ、年齢・性別・疾患にとらわれず予防も含めた様々な健康問題を診る「包括性」を
意識しながら、日々頑張っています。 

★後輩たちへのメッセージ 
  北海道の地域枠制度では、地域枠以外の医師とそれほど大差なく専門医取得が可能になります。
ただ果たして一年でも早く専門医を取ることに必死になる必要があるでしょうか?専門医は「肩書き」で
あり、取得するまでの「過程」が大切だと私自身は思っています。
    専門を早いうちから突き詰めるのも良いですが、専門医取得には少し遠回りしたとしても、医師として
の基礎診療能力やありふれた疾患を普通に診れる能力をつけることも非常に重要だと思います。一生の
うちで数年でも、診療所や医師が足りない地域で勤務をすることは、医師として知識・技術ともに大きなプ
ラスになるに違いないと思います。医師人生は40年以上ありますが、その数年間を地域医療に捧げるの
も悪くないのではないでしょうか?
 我々のような地域枠の学生・医師は、道民の方々に北海道の医療を担う存在として非常に期待されて
います。
   「北海道民の健康は私が守っているんだ!!」という気概を強く持った医師になってほしいと思います。