看護師とは
看護師は、人々の健康を維持・増進する保健・医療・福祉チームにおける主力メンバーとして、健康な人から病気や障害をもちながら生活している個人や家族・地域、職場などを対象とし、看護ケアを提供するために幅広く多面的な活動をしています。
看護師の種類
- 看護師 「保健師助産師看護師法・第五条」において、厚生労働大臣の免許を受けて「傷病者若しくは、じょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者」とされています。
- 認定看護師 600時間以上の必要な教育課程を修了し、ある特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を有することを認められた看護師です。
- 専門看護師 看護系の大学院で修士課程を修了して必要な単位を取得した後に審査に合格し、卓越した看護実践能力を有することを認められた者をいいます。
認定看護師・専門看護師、共に通算5年以上の実務経験が必要です。
看護職の活躍の場
- 病院・診療所
- 学校の保健室
- 訪問看護ステーション
- 介護老人保健施設・介護老人福祉施設
- 助産院
- 企業の健康管理室
- 海外での看護活動
- 企業・団体の研究所
- 看護の教育機関
教育内容
教育理念
北海道立旭川高等看護学院看護学科は、人間の存在と生命を尊重し、人間理解を追求するとともに豊かな人間性を養い、看護専門職者として北海道の保健・医療・福祉に貢献する人材を育成することを目指す。
看護師として必要な専門知識・技術を修得し、科学的思考力及び倫理的価値観を基盤に多様な場で社会のニーズに応え、質の高い看護を実践できる専門職業人を育成することを目指す。
教育目標
- 人間の生命や存在を尊重する態度を身につける。
- よりよい人間関係を築くためのコミュニケーション能力を身につける。
- 科学的思考を基に、心のこもった看護を実践できる基礎的能力を身につける。
- 専門職としての責務を自覚し、看護倫理を基に看護を実践できる基礎的能力を身につける。
- 保健・医療・福祉チームにおける看護の役割を自覚し、多職種と連携・協働できおる基礎的能力を身につける。
- 専門的業人としての自覚をもち、看護を探求し続ける力を身につける。