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最終更新日:2016年9月07日(水)


診療案内|薬局・検査部・放射線部・栄養部門-北海道立子ども総合医療・療育センター


北海道立子ども総合医療・療育センター
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    診療案内|薬局・検査部・放射線部・栄養部門

       薬局

       調剤業務

    患者さまのお薬を医師の処方せんに基づいて調剤し、最新のコンピュータシステムを使って薬歴管理をしています。すなわち、これまでに処方された薬の種類や量を確認し、迅速で正確な調剤を実施しています。小児の病院なので散薬や水薬が多く、量に応じて錠剤をつぶしたりカプセルをはずして包装(分包)しています。散薬の袋には1包ずつ薬品名を印字して安全に服用していただけるように工夫しています。
    センター全体の電子カルテシステムの導入により更に安全で正確、かつ迅速な調剤が可能となりました。

       院外処方せん                                           

    厚生労働省の医薬分業の趣旨に添って、H19年の新センター開設時には院外処方せん発行率100%を目指し、H16年より院外処方せん発行拡大を推進してきました。院外処方せんにより、「かかりつけ薬局」を決めていただき、調剤薬局の薬剤師から薬物アレルギー・重複投与などのチェック、お薬の効能、使い方の注意などの服薬に関する指導を受けてお薬をもらっていただくことになります。院外処方せんの発行に関しては医師にご相談ください。初めて院外処方せんを受け取られる患者さまは受付に調剤薬局リストがございますのでご相談ください。また、調剤薬局での待ち時間短縮のため無料FAXをご利用ください。

    →[ ※疑義照会連絡票(PDF) ]
    →[ ※調剤過誤・苦情報告書(PDF) ]

       注射薬調剤業務

    H19年より幼児病棟において、注射薬調剤を開始する予定です。医師の処方せんに基づいて、患者さまごとに1日分の注射薬を取り揃え、病棟に搬送します。 新センターでは注射薬調剤システムが導入され効率化、省力化を図り、より安全な調剤が可能となります。

       製剤業務

    患者さまの治療に必要なお薬が市販されていない場合には、倫理委員会の決定に基づき、院内製剤(滅菌製剤を含む)を調製しています。点眼薬、軟膏、水薬や入院患者さまの高カロリー輸液などです。高カロリー輸液は患者さまの状態に合わせたオーダーメイドの処方にも対応しています。

       医薬品情報管理

    医薬品に関する情報を収集、整理して患者さまを始め、医師・看護師等の院内スタッフにお知らせし、問い合わせに対応しています。また、月1回、お薬に関する情報を載せた『DRUG NEWS』を配信しています。

       薬品管理業務

    当センターで使用する医薬品の購入・在庫管理・各部署への供給・品質管理をSPD(Supply Processing Distribution)のサポートにより行っています。

       病棟業務 (薬剤管理指導業務)

    病棟の配置薬の管理を始め、患者さまの入院時、持参されたお薬を確認したり、処方されたお薬の説明等、服薬指導を行っていく予定です。

       セーフティーマネージメントへの積極的なかかわり

    医療安全は医療政策における最も重要な課題であり、その3本の柱として、医療の質と安全の向上、・事故防止・国民主体の医療の促進が挙げられる。そのなかで、私たち薬剤師は、「抗がん剤のレジメンに基づく調剤」、「注射薬の無菌調製」、「持参薬の取扱方法の整備」、「薬・薬連携に代表される薬局と医療機関との連携」、「院外処方せんのチェック」、「チーム医療の強化」、などを通して役割を担っていくことを目指しております。

       専門薬剤師の育成

    日本病院薬剤師会の養成事業として「専門薬剤師制度」があります。感染制御、がん、精神科、HIVに関するもので、H17年度の感染制御専門薬剤師の認定をかわきりに拡大していく予定です。また今後、小児専門薬剤師(仮称)の認定も検討される予定です。

       薬学生実務実習の受け入れ

    H18年度から薬学教育6年制がスタートしました。医療環境の高度化、複雑化に伴う社会的要請に対応し、医療の一翼を担う薬剤師を育てるための制度改革です。従来とは大きく異なり、「人」を対象とする臨床薬学に焦点をあわせた実務教育になっています。5年生時には長期実務実習が行われるのが特徴で、私たち現場の薬剤師もこの教育制度の対応するための研修を始めたところです。薬学生の実務実習を受け入れる体制を整備し、大学、病院間、保険薬局との連携・情報交換を行い対応していきます。

       検査部

    当センター検査部のスタッフは小児センターと療育センターとの統合により病理医2名、臨床検査技師12名となりました。コドモックルにいらっしゃる子どもたちの健康を守るために研修会参加・学会発表・学会参加・各種専門学会に所属・参加・認定技師(臨床検査技師の上級資格)の取得など日夜努力しています。検査部のトピックスの一部を紹介します。

    【病理部門】

    免疫染色により腫瘍細胞の同定し白血病の診断をしています。BCR/ABL・21・18・13トリソミーなど重大な染色体異常をFISHにて迅速診断しています。

    【血液検査部門】

    血液検査認定技師1名をチーフとして骨髄穿刺時にベッドサイドにて骨髄像を作成し、迅速に細胞種類をカウントして造血器腫瘍の診断に貢献しています。

    【生化学部門】

    電子カルテが導入され肝機能・腎機能などはもちろんのこと薬物血中濃度などもより迅速なデータ報告をしています。

    【輸血部門】

    輸血認定技師1名をチーフとして血液製剤管理、不規則抗体の同定、緊急輸血に備え24時間対応をしています。輸血療法委員会を立ち上げ、血液製剤の有効かつ適切な使用のため、T&S法による輸血準備などを行っています。

    【細菌検査部門】

    細菌感染した子ども達の苦痛が少しでも速く和らぐように一早く起因菌を同定します。感染対策委員会にて院内感染予防に努力しています。

    【生理検査部門】

    循環器センターが開設されました。超音波認定技師1名をチーフとして難解な心臓エコー検査を行い診断に貢献しています。脳波計は3台、病棟用ポータブル脳波計1台、睡眠時無呼吸症候群の診断に活躍するポリメイト脳波計1台などは、すべてデジタル化されネットワーク化されました。療育部門では、モーションキャプチャーも導入され専属の技師が計測・解析を行って診断に貢献しています。


       放射線部

     放射線科部では新センター移転に伴いほぼ全ての放射線機器を更新しました。更に新モダリティーとして骨密度測定装置を設置しました。また、RISシステムや画像配信のPACSシステムを採用して紙、フィルム、現像にかかわる薬品等消耗品経費、メッセンジャー等人的経費をなくし省力化を推進しています。
     放射線科部の人的配置は放射線技師7名で、全ての装置(9機種・14台)を同時稼動はできないため、曜日、時間帯で装置の稼動を制限しながらの運用となっています。

       一般撮影装置 2台(移設1台、更新1台)

    整形外科系撮影と胸部・腹部撮影に最適な撮影室を2室作りそれぞれ特徴ある撮影ができるよう工夫しています。画像デジタル化には最新CR装置を新たに設置し、医療被曝低減に努めています。 

       骨密度・体組成測定装置(新規1台)

    四肢に障害をもつ子どもたちの骨密度や体組成を定期的に測定することによって、病気の予後、治療効果を推定できることから新規購入を決定した。低年齢層の骨密度・体組成測定はデーターが乏しく、当センターのデーター蓄積と解析が期待されます。

       X-TV装置(更新1台)

    FPD(フラットパネル型検出器)を装備していますので、透視による医療被曝を最小限にすることが可能になり、デジタル画像作成も容易となりました。 

       CT装置(更新1台)

    64列型MDCT(マルチディテクターCT)を設置して動きの早い臓器の画像作成、ワークステーションを使用した3D画像の作成が容易にできるシステムを構築しました。

       MRI(更新1台)

    旧装置になかった高速撮影法や拡散強調画像、MRS(MRスペクトロスコピー)などが容易にできる最新タイプの装置に更新しました。このことにより、検査適用部位が飛躍的に多くなり診断価値の高い画像を提供できるようになりました。

       CT付ガンマカメラ(更新1台)

    CTとガンマカメラの組み合わせにより高鮮鋭度画像を得ることができます。特に脳血流・心筋血流検査と解析に威力を発揮します。

       循環器系血管撮影装置(更新1台)

    循環器系血管撮影は透視時間が長く、医療被ばくが問題となっています。特に小児の放射線被ばくは各臓器の感受性が高いことから、被ばく低減が大いに期待ができるFPDを装備し、パルス透視ができる装置を選定しました。

    その他、整形外科系手術に適用する最新型外科用イメージ装置(更新1台)、病棟撮影用ポータブル装置5台(更新)を装備して効率のよい放射線業務を目指しています。

       放射線治療装置

    センター基本構想にある小児がん治療に備え、診療用高エネルギー放射線発生装置(リニアック)を設置しました。


       栄養部門(調乳・食事・栄養指導)

    当センターの入院および外来患者様の栄養管理、栄養指導を担当している部門が栄養科です。平成19年9月1日の当センター開設日より、入院患児、母子入院の保護者、妊産婦様を対象として、毎食、最大235名の食事の提供を行っています。
    当科は診療部門に属し、他の医療部門とならんで独立した組織となっていて、栄養科長以下、病院職員7名と調理業務を委託した給食会社職員17名のスタッフを擁しています。その内訳は、病院職員(管理栄養士2名、栄養士2名、調乳担当調理師4名)委託職員(管理栄養士1名、栄養士2名、調理師7名、調理員7名)となっています。

    当センター栄養部門の目標は、食事を医療の一環としてとらえ、入院しているお子さんと妊産婦様の治療に即して、症状に応じた適正な成分と栄養量の治療食を給与することです。それにより病気の治癒、改善を図るとともに、食事の質の向上と患者サービスの改善を目的としています。
    当センターの給食の特徴は、小児の専門病院であることに起因して、発育に伴い増加する栄養所要量に対応することです。一般常食、軟菜食、特別食等、1000、1200、1500、1800、2100キロカロリーの5段階のエネルギー量の献立をそれぞれ設定して広範に対応しています。また、摂食障害のあるお子さんも多く、ミキサー食の他、つぶし食、キザミ食もあります。キザミ食には1ミリから15ミリまで4段階の大きさに区分するなどきめ細かな対応をとっています。
    増加傾向にある食事性のアレルギー患児についても、除去食品等について個別に対応しています。
    行事食についても、毎月の誕生会には入院しているお子さんの希望の献立を実施している他、祝日や季節行事にも配慮した、子どもたちに喜ばれる献立の作成に配慮しています。最近の誕生会でも新規に導入した寿司調理器を使用して握り寿司を提供し、好評を博しました。
    栄養指導については、外来、入院時の個別栄養指導や母子入院時の保護者に対する集団栄養指導の他、特徴的なものに併設の養護学校通学児童に対する栄養教育「食育」の実施などがあります。

    「食の安全」に関心が高まる中、食品衛生管理の徹底はもちろん、使用食材の安全性等も含めた給食管理が必要となっています。私たちスタッフ一同は「子どものための安心、安全な食事づくり」に向かい、新しい施設で頑張っています。